拠点(2)
今回は拠点の話(2)です。
草原で数百体のゴブリン達に取り囲まれてしまったが、【反射】【倍返し】【身体能力強化】によりゴブリン達は次々と絶命していった。
『【倍返し】のスキルがレベルアップしました。【四倍返し】が【八倍返し】に進化しました』
【四倍返し】が【八倍返し】に進化した。
(大量、大量)
嬉々としてゴブリン達を解体して、大量の魔石と討伐証拠と装備品を回収した。
【創造】
ゴブリンキングの剣やゴブリンアサシンの短剣等のレア武器が手に入ったので【創造】で【剣術】【鍛冶】のスキルを創造して、レア武器を【鍛冶】で強化した。
【入庫】
魔石と討伐証拠と装備品を亜空間に収納した。
【転移】
ノーマン辺境伯領の領都に転移した。
「あの、ゴブリンの魔石と装備品を売りたいのですが」
冒険者ギルドの受付嬢に魔石と装備品を売れたいと告げた。
「ゴブリンの魔石と装備品ですね。どのくらいですか」
【出庫】
ゴブリンキング以外の魔石とレア武器以外の装備品を亜空間から取出した。
「これです」
「・・・・」
大量の魔石と装備品を見せたら、受付嬢が固まってしまい、復活した受付嬢から本当に私が討伐したのかと疑われてしまった。
しかし何とか魔石と装備品を売却した。
次に冒険者登録をしようと思ったけど、ムカついたので登録しなかった。
「おい、イカサマしてんじゃねえ」
「お前みたいな女のガキにゴブリン討伐が出来る訳ねえだろう」
「本当かどうか疑うなら、自分で試してみなさいよ」
「舐めんじゃねぇ。俺様はB級冒険者だ」、
「俺はC級だ」
「ぎゃあああ、痛え、痛えよぉ」
「ほ、骨が折れた」
「自業自得よ。それにしてもアンタ達、物凄く弱いわね。素人の私に負けるなんて、さっさと冒険者を引退した方が良いわよ」
お約束通り絡まれたが、【反射】【倍返し】【身体能力強化】で返り討ちにしてやった。
「状況を説明しろ」
ギルマスから状況の説明を要求されたので、質の悪い冒険者達に絡まれたのて。返り討ちにしたと告げた。
「本当か」
「はい、彼女の言う通りです」
受付嬢が肯定してくれたので、直ぐに解放された。
因みに絡んできた冒険者達は再起不能となったらしい。
「B級やC級を再起不能にした謎の黒髪黒眼少女か。噂通りの実力者なら手合わせしたいな」
S級冒険者に眼を付けられてしまった。
桜はこの事実を知らない。