流星、叶わぬ願い
煌めきが1つ 瞬きの間に空から落ちる
開かれた扉は何処へと辿り着くのだろう
指し示された場所には 跡形もない暗闇が広がる
少し冷たい空気に深呼吸
吸い込まれてしまいそうな
恐怖を隠したくて 握りしめる右手
掠めるように触れて 包み込まれたら
握りこぶしを緩めるの
風がふわり 私と貴方の髪を揺らす
二人で見上げた空
あたたかな温もり 貴方の左手から伝わる
盗み見たその頬が少し赤くて
寒さのせいだと照れ隠し
永遠ではないこの時が 続いてほしい
願いはきっと叶わないね
煌めきが1つ、2つ 瞬きの間に空から落ちて止まない
誘われる扉の向こう 貴方となら
3度願いを唱えられないけれど
きっと二人なら いつまでも
どこまでもいけるよ