希望の時間 後編 制作途中
後編です
シルビアと別れて家に着いてから運動用の服に着替えた。
なぜなら彼女に何が起こっても対処出来るように体を鍛えているのだ。
それを終えてからお風呂を掃除してご飯を作る。今日のメニューは、ハンバーグ。
いつもの手順でいつものように作った。味もいつもの味だった。
食べ終わってお風呂がわくまでに宿題を終わらせる。
お風呂がわいたらゆっくり入る。それがいつもの日常。
しかしその日常は、宿題を終わらせる前に終わった。
メールが届いた。
メールが届くぐらい普通なのだが今回は、嫌な予感がする。
恐る恐る見てみたらその予感は的中した。送り主はシルビアと書いてあるがだが、メールの内容はこうだった。
[シルビアハーネスを旧漁業倉庫に捕まえている。返してほしく思うならお前一人で旧漁業倉庫までこい。]
これを読んでるうちに背筋に悪寒が走り始めだんだん強くなり始めるのを感じ、手汗で湿った拳を握りしめた。
「どこの誰が送ってきあがったっ!?」
焦りが怒りに変わっていき、護身用に買っていた鉄バットを怒りが込められた手で握り締めシルビアの元に走った。
あれから5分くらい走っただろうか。
息が荒くなった。
体が大量の酸素を取り込もうとしていたがそれを無視して走った。
しかし流石に息がもたない。
後走ったら1分位で着くのだが残りは歩くことにした。
理由としては、息切れした状態で突入しても返り討ちに会うからだ。
それよりも息を整えて一人でも多く殴り倒せるならそれがいい。
勿論全て倒せるのが一番だし相手も出来るだけ少ない方がいい。
と考え早歩きでいて行った。
漁業倉庫についた。体力は万全ではないがある程度回復した。
そのまま扉を少し開けた。
3人いた。
30代だろうか...そう見える男性がシルビアを囲むように見張っていた。
3人とも鉄パイプを持っていた。
「まずは作戦を考えよう」
剛生はそう自分に小さな声で言った。
男たちを監視しながら作戦を考えているそのとき背後から何か感じた。
後ろを振り向くと女がたっていた俺が「誰だ!」と叫ぶ前に女が
「その子を助けたいんだろう?私が手伝うよ。」と言ってきた。
「・・・え?」
・・・あまりにも非日常なものを見たから一瞬自分の思考が停止した。
「私も色々あってあの男たちにようがあってね」
と言いながらオートマチックピストル型の銃を出してきた。
「ああこれは本物だよ」
本物かどうかは、見た目はわからないけどその女から伝わる殺気で本物だろうと確信できた。
そういえば・・・
「そういえばあなたの名前を聞いていいか?」
「あなたすごい人だねこんな空気の中でこんなに冷静でいられるなんて・・・
私はレント・イルストレン。レントでいいよ君は剛生君だね」
「どうして俺の名前を!?」
「これ」
レントは小型の機械を手にしてた
「遠距離の音を拾う装置だよ彼女が君の名前を言っていたから。」
「なるほど・・・」
でもこれからどうする・・・
俺はどう突撃するか悩んだ
ところがレントが
「私が上の窓から侵入する。それで私が相手に注目されている間に君がそれでドカン!とやって」とレントは、緊張をほぐすように明るく言ってきた。
「わかった」と俺は答えた。戦力は多いほうがいいと考えたからだ。
レントが窓のところまで行ったのを確認たら俺は少し開いてる扉から中をのぞき込んだ
男3人を確認してから上にある窓を見た。レントがサインを送っていた。たぶん今から降りるのだろう
緊張し始めて鼓心臓の動きが早くなった手が少し震えてまた手汗が出てきた
戻りたい平和であの楽しい世界に戻りたい夢で会ってほしい・・・でも!
「もう・・・もどれない!」
小声で自分にそう言い聞かせた後レントが窓から飛び降りた。
男3人はレントのいきなりの登場に驚いていたがすぐに冷静を取り戻し、3人で連携をとり攻めに入った。
しかしそこに剛生が入った。
「消え失せろっ!」
レントが囮になっている間に突撃し男3人の後ろの奴の頭に夜の月の光を反射させたバットを振り落とした。
ゴツッと鈍い音を出して頭を叩かれた男は軽くて気絶悪くて死亡だろう。
「次っ!」
男たちがひるんだ間にもう一撃打ち込んだ。しかし
「うあっ」
相手が反射的に防御したのだった。だが相手は無意識だったため護身用の鉄パイプを手放してしまっていた。
「くそっ」
防御された反動でバットが後ろに行ったのを利用し無理矢理にバットを振り2人目の頭を叩く。
3人目を倒しに向かうため目を向けたが3人目が異常に脅えていた。
そしてこんなことを口走った。
「なんで・・何でここにニュープラネットの奴がここにいるんだよっ!」
そしてレントが「ばれてしまったか」と言った。
「いいだろう私がここにいる説明をしよう」
「おいおい・・・レントがニュープラネットの・・・一員?」
ニュープラネットは、戦争を起こした原因と学校が教えているが実際は今は地球軍と宇宙軍の争いを止める活動をしているとネットに書かれているのをよく見かけるが・・・
「そうとも。私がここにいる理由は、釣りと言われる兵をスカウトする恋心を利用し、彼女を守るためと言い軍に入隊させる行為を止めにきたのさ。」
「うそ・・だろシルビア・・・なあ!」と絶望的な声を出してシルビアに質問したがシルビアは不気味な笑顔をして顔をあげながらこちらを向いた。
「うそ・・・」
どうやらレントが言っていたことは本当らしかった。
するとまだをつけていない一人がボタンを取り出した。するとレントが
「爆弾か!させるか!!」と叫びサプレッサー付きの銃を男に発砲したが間に合わずボタンを押してから弾丸は的中した。
しかしレントの爆弾という予想は外れ、代わりに「カチャ」という音がシルビアのほうから聞こえシルビアを拘束して器具が取れた。
[ラスト!]
と言った瞬間に3人めに目を走らせたが、剛生は攻めに行かなかった。なぜなら
___3人めが銃を構えていたからだ___
このままでは不味い と直ぐ剛生は判断し、気絶させた2人めの体を盾にしてすぐ近くにある雑に積まれたた鉄製のコンテナの山に盾にしていた2人めを離し、隠れた。
そしてその銃口を向けてこう叫んだ。
[早く出てこいっ!]
早く気絶させてシルビアを助けたいが、生憎俺には鉄バットしかもっていない。
投げて隙を作り、その間に攻撃してもいいのだが多分攻撃力不足で負けるだろう。
併しこのままでは埒が開かない。
そして10秒程度静寂が訪れたがそれは誰も予期せぬ形で打ち破られた。
___バン___
銃が出すような音でそのあとカララッッッと銃が投げられ滑っていく音がした。
直ぐに見て3人めの男が銃を拾いに行っている。
このままでは と思って剛生もその銃を拾いに行った。
そして剛生がギリギリで拾いにその拾った銃の銃口を3人めの額に着けた。
[シルビア今助ける!!!]と言って引き金を引こうとしたその時...
いきなり[シルビア...と言ったか?ソイツはお前のこと愛していねーよ]と男は言った。
[ハァア?!]お前のこと愛していない
オマエノコトアイシテイナイ
最初聞いたとき意味が分からなかった。
併しそれは直ぐに分かった
男が続けて[シルビアはお父さんのことが大好きだろう?...こんな奴よりか]
そしてシルビアは[ええそうよ!私はお父さんのことが好きでお父さんが好き!あんたなんてお父さんがたのんだから付き合ってるように見せたんだよ!]
[っ___] 思わず剛生は絶句した 併し2つ疑問が残る
1つはなぜこんなことを男は聞いたのか 2つ目はなぜシルビアと俺を付き合わせたのか。
その答えは直ぐに分かった。
まだ途中です