第1話前編 希望の時間
やっと本編に入ります
キーンコーンカーンコーン...
学校の帰りのチャイムが鳴り、特に生徒会も部活もやってない俺は教科書をバックに詰め込み、自転車をとりに自転車小屋にいき、逃げるように急ぎ校門に向かう。
そこに自分待っていた人...シルビア·ハーネスがいた。
シルビアと自分の関係は互いに愛し合って互いに愛されている存在___つまり両想いである。
理由は不明だが、シルビアから告白をしてきた。
最初は、「なんの罠だ!?」と周囲を見渡し、仮に罠ならなら...とそのあとの悲惨な自分を想像して顔を赤くし、それに気づいたシルビアは「ご...ごめん...」などと自分がいきなり告白したから顔を赤くしたと思い込み「まず..メアドの交換から始める?...」と言ってきてメアドの交換をしてその日の夜付き合ってもいいよと返事を書き、そこから交際が始まった。
ちなみにシルビアの家は地球連合国の十大幹部の一組織___ハーネス財団のトップと娘だ。そんな人から告白をされるなどと思ってもいなかったから警戒したのだ。
さて...そんな自分の黒歴史(と言ってもいいのか分からないが)はさておきシルビアと合流し途中まで一緒に帰るという毎日の平和すぎる生活の中での一番の楽しみだ。
しかしそんな平和な生活が終わって彼女___シルビアを殺すなど誰も想像していないし剛生が反政府の組織にはいるなど誰も予想していなかった。
第1話後編に続く