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『…はっ!ゆい!ゆい!大丈夫か!』

そばに倒れていたゆいが俺の声に気がつきゆいは眼をあげた。

ちぎれた体操着があちこちにあったりしたが、特に気にもかけずゆいはこう言った…。


『隆…。一体、何があったの?…あのバケモノは…』ゆいは、か細い声を出す。


俺は首を横に振りながら言う。

『バケモノがどこに行ったのか…俺にも分からない。だけど…何だか返り血があるんだ…俺は…一体何をしたんだか分からない…。』

ゆいは、黙って俺を見つめていた。


『…だけど…ゆい…!お前をどんな事があっても俺は絶対守るからな…!』

ゆいは小さくうなずいた。


何があっても…絶対ゆいは俺が守る…守ってやる。


そう誓った。


例え命にかえても…。



この騒動で学校は、臨時休校になった。


幸い関先生も久留米も打撲や小さな傷はあったが、軽傷だった。


そして、ただ事ではないと連日ニュースで報道され学校は、てんやわんやになってしまった…。


そんな中、俺は自分の変化…つまり獣化にはまったく気がつかなかった。



これから…俺はどうなるのか…それは…分からない。



帰宅後、血相を変えて君彦さんがやって来たのは、言うまでもなく…君彦さんは、傷を追った俺とゆいの手当てをしてくれたのである…。



校庭から去った女が小型のコンピューターで何やら連絡をしている。

『…何?失敗しただと?…李よ。ひさびさに培養に成功し傑作だったαを…』

モニターごしにうつる謎の人物、奴こそ三岡である。


果たして三岡の目的とは…。



そして、隆の獣化する謎とは!?



第2話に続く…!


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