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 ハロルドは、罪の告白と同時にロールシャインの者達に罰せられることを覚悟していた。それこそ、存在を消されるほどのものを。そのくらいのことを自分はしでかしたのだから。

 しかし、彼の予想とは真逆にシャルの表情は穏やかだった。安堵あんど感すら伝わってくる。


「ハロルド。よく話してくれた」

「どうして怒らないの?僕は君の大切なものを傷付けたのに」

 思い詰めた様子でうつむくハロルドの肩を、シャルは優しく叩く。

「ビックリはしている。でも、意外なくらい今は気持ちが落ち着いている。俺も変わったのかもしれない。ううん、これからも日々変わっていくんだろうな。俺も、お前も、ルイスも、そして、あいなも……」

「シャル……」

「あの日、ルイスが瀕死ひんしになって――。俺は、自分の立場や大切なものに気付き、それを守る覚悟ができた。面倒だという理由で他人任せにしていた魔法の訓練を自ら受けたいと思うようになったのはあの時だった。ルイスほどの腕はないけど」

「どうしてそんなことを言えてしまうの?責めたくならない?」

「責めたって時間が戻るわけじゃない。お前だって後悔したはずだ。だからこそこうやって罪を打ち明ける気になったんだろう?そういうところを重視し、評価したい。それに、お前はこうしてあいなの存在を受け入れてくれてる。それは昔のお前とは違う証拠だろ?ルイスはどう思う?」

「私も同意です。異論はありません。あいな様を助け歓迎して下さったハロルド様です。これ以上追及することはできません。黙っていれば誰も気が付かなかった過去のことを、わざわざこういう場を設けてまで告白して下さったのです。強い覚悟を感じました」


「二人ともありがとう。でもね……」

 ためらうような間を置き、ハロルドはつぶやく。

「ルイス。あれは、君にシャルへの忠誠心があれば避けられる魔物だったんだよ」

 ルイスを消したい。それだけではなく、執事としての忠誠心がどれほどのものなのかを試すためにそういった呪術を施した。

「……そういうことでしたか」

 納得したようにルイスはうなずく。

「おっしゃる通り、シャル様に対し執事として勤めること以外の感情は持ち合わせていませんでした」

「だから、あの件以来、僕はなおさら君を憎むようになった。その程度の気持ちでシャルに仕えている君に専属執事を名乗る資格はない、ってね」

「ええ……。あの頃の私は、シャル様はおろか誰に対しても壁を作っていました。言い逃れをするつもりはありません。傷を負ったのは自業自得です」

「でもね、今のルイスならあの魔物に勝てるよ。実力的なことはもちろん、感情の面でも。今の君はシャルを信じ忠誠心もある。長年の付き合いだから見たら分かるよ。今日久しぶりに会った君達は昔とは違う」


 一同の視線はあいなに注がれた。


「こうして僕が一歩前に踏み出せたのは君のおかげだよ、あいな。長年抱えてきたものがようやく解放されたよ」

「そうだな。お前がいるから、俺も成長したいと思える」

「同感です。あなたのおかげで大切な人の見極め方を身につけることができました」

 言われるほど、自分が何かをしたとは思えない。けれど、三人が和解できたことが嬉しくて、あいなは満面の笑みを見せた。

「役に立てたのなら良かった。これからは幼なじみ三人でずっと仲良くできますね!」

 ウィンクをするハロルドにシャルとルイスがうなずき返す。

「これからは三人プラスあいな、でしょ?」

「もちろんだ」

「そうでなくては」

 よく知らない異郷の地でこんなに歓迎されるなんて幸せだとあいなは思った。

「皆……」


 雨降って地固まる。痛みを分け合い罪をゆるし、相手を認めながら、一同は明るい未来を思い描いたのだった。



 シュークリームを使った告白ゲームでの目標は達成され、ハロルドはテーブルに突っ伏し深く息を吐く。安心したら眠くなってきた。

「もうこんな時間か……」

 カーテンを開け、シャルは外を見る。空は、夜から朝に変わる鮮やかな紫色。

「君達、寝るならこの階の客室自由に使っていいよ。メイド達には言ってあるから。おやすみ~」

 欠伸あくびをしながら席を立ち、ハロルドはベッドに倒れ込む。規則正しい寝息が聞こえてきたのはすぐだった。


「それでは、私達も失礼しましょうか」

 テーブルの上をサッと片付け、ルイスはシャルとあいなを促した。

「そうですね。私、もう一度中庭の施設に行ってから寝るので、二人は先に客室へ戻っていて下さい」

「わかった。あいなはこの部屋の隣を使えばいい。俺はその隣を使う」

 一人一部屋、隣同士の客室に泊まるということで話がまとまった。

「ありがとう。じゃあ、ルイスさん、シャル、また明日」


 おやすみ。そう一言挨拶したかったのに、シャルとルイスはうなずくだけで何も言わなかった。あいなと過ごす夜をまだ終わらせたくない、そんな気持ちがあったからだ。

 しかし、そんなことを言うわけにもいかず、黙って彼女を見送った。酔いのせいか、二人の気持ちは普段にないほど素直な状態だった……。


 あいなが出ていく寸前、シャルは引き寄せるように彼女の腕を引いた。とっさの出来事にバランスを崩してしまったあいなはシャルの胸元に倒れ込む。

「急に、何…!?」

 間近で見つめ合う形になり、あいなの頬は紅潮こうちょうした。うっすら赤いシャルの顔。切なげな瞳。ワインの香りとシャル自身が持つ甘い匂いが混ざり合い、あいなは硬直した。

(目が離せないよ……。)

 シャルの胸に両手をついたまま、あいなは彼と見つめあう。

「やっぱり、誰にも渡したくない」

「(……え!?)」

 あいなは、自分の身に何が起きたのか一瞬分からなかった。

 細くもたくましいシャルの腕に頭と背中を抱きすくめられたかと思えば、熱く触れ合う二人の唇。

 ためらうように、求めるように、シャルはあいなにキスをした。抵抗できずされるがまま、あいなは恥ずかしさで目をかたくつむる。

(シャルの唇、熱くて、優しくて、胸の奥まで届くみたい。心臓が壊れそうだよ……。)


 あいなの頭からは考える力が奪われ、その代わりとでもいうように体が熱くなる。そっとシャルの唇が離れていくと同時にひんやりした空気が湿しめった唇をでる。永遠のようで一瞬の出来事だった。


 うつむき黙ったまま、あいなはシャルの肩を強くつかんだ。鼓膜こまくが破れそうなくらい、体に激しく心音が響く。

「完全に振り向いてもらえるまで待つつもりだったのにな」

「何でっ……」

 嬉しいのか悲しいのか、驚いているのかいないのか。今自分の中に生まれた感情の正体が分からなくてあいなはひどく動揺した。寝ているとはいえ室内にはハロルドがいるしルイスもそばに立っていたが、そういったことが頭から飛んでしまい背景すら認識できないほどシャルの存在で視界はいっぱいになる。


 シャルは潤んだ目で彼女の頬を撫でた。

「結婚申し込まれて幸せって言ってくれたの本当に嬉しかった。ルイス以上にお前をドキドキさせたいって思った。この結婚は夢じゃない。それを感じてほしかった」

「……答えになってないよ……」

 ようやく返した一言は力なく震える。キスされたその瞬間からずっと、胸が高鳴ったまま体が熱を持っている――。

(ドキドキし過ぎて胸が痛いよ……。こんなの、初めてだ。)


「好きだからした。それが答えだ」

「シャル……」


 あいなから離れると、シャルは酔いで足をよろめかせる。支えようと伸ばした手を引っ込め、あいなはシャルの背中を見つめた。思っていたより広い背中は振り返らない。


「今のがお前との最後のキスになってもいい」

「え……?」

「一生振り向いてくれなくても、他の男を選んだとしても、俺は夫としてお前を愛し守り続ける。エトリアの指輪に…いや、あいなに誓って」

「シャル……」

 おぼつかない足取りのシャルを心配しあいなは手を貸そうとしたが、それは静かに拒否された。

「すぐそこだ、一人で行ける」

「…………でも」

「言うまでもないが、今の俺はアルコールが入って自分がしでかしそうなこと全部おさえ込む自信がない。部屋まで来られたら理性を保てないかもしれない」

「…………」

「どれだけ平気なフリをしていても、お前の前ではただの男になってしまう。バカだよな……」


 遠ざかるシャルの背中がひどく寂しげで、あいなは胸が痛んだ。

(シャルにあんな顔をさせてるのは私?キスの後、ちゃんと目を合わせられなかったから……。)

 まだ、胸が激しく鳴っている。

 エトリアの指輪に縛られているせいではない。あいなは無意識のうちにシャルの口づけを受け入れていたのだ。

(シャルとのキス、嫌じゃなかった……。なのにどうして、何も言えなかったんだろう?)

 ファーストキスの緊張感と、正体不明の切ない気持ち。これまでの自分を脱ぎ捨ててしまったかのようなもの寂しさがあいなの胸をしめつけた。


 シャルが出ていき扉が閉まると同時に、

「……いっ!」

 一瞬だけ、雷の光のような一瞬の痛みがあいなの頭部に走った。メイドにがされた催眠剤の効果が抜け切っていないのだろうか?

(大丈夫。シャルとあんなことがあってビックリしただけだよ!ハロルドも、薬の効果はすぐ抜けるだろうって言ってたし。)


「あいな様、どうなされましたか?」

 異変に気付き、ルイスがあいなの肩を後ろから両手で支える。

「……いえ、何でもありません。私、もう一度温泉に入ってきます。ルイスさんももう休んで下さい。お疲れ様でした」

 シャルとのキスを見られてしまった手前、何となく気まずい。微笑し、あいなは客室を出ていった。


 あいなの後ろ姿を見送りつつルイスはしばし考えをまとめ、意を決したように彼女の後を追いかけた。

(シャル様のおっしゃっていた通りだ。遅かれ早かれ、私はこの想いに決着を着けなくてはならない…!)


 友達としてあいなのそばに居られればそれで良かった。執事として彼女を守れるのなら自分が特別な存在になることは諦めよう。それはルイスの中にあった確かな感情だった。しかし、アルコール摂取によって理性が揺らぎ始めた瞬間、それらは叶わない恋に自分が納得するための逃げ道だったのだと気付いてしまった。

 唇を重ねたシャルとあいなを目にしたことも大きかった。飲酒により本能を隠せなくなったところにそんな場面に居合わせたのだからなおさらである。冷静になれという方が無理だ。


(あいな様に、私の気持ちを伝えたい…!)


 酔った勢いと言われればそれまでだが、本当はずっとそうしたかったのだ。ただ、現実と理想の違いが大きすぎるあまりに折り合いを付けざるをえなかっただけ。叶うのならば、この手で彼女を――。




 あいなは急ぎ足で中庭の遊泳施設に向かった。ハロルドの好意でもらえることになった水着を更衣室で着込む。昼間使って以来乾かしてもいなかったのでじっとり濡れた生地が肌に貼りつき気持ち悪いが、客室に一人で居るよりはマシだった。

(体は疲れてるのに頭は冴え過ぎて、今日は眠れそうにないよ。)


 今は一人なので、体型を隠すためのTシャツは着ていない。水着だけでプールに入れるのは気楽でいいなと思った。

(はあ。火照ほてった体が冷えて気持ちいい!)

 砂浜と海をした温水プール。昼間ハロルドに教えてもらったリモコン操作で水温を低めに設定し、空を向いて体を浮かせる。プールに入ったら気分転換のためにガンガン泳ぐつもりだったのに、思っていたより今日一日の出来事に疲れていたのか、泳ぐ気力はこれっぽっちも残っていなかった。


 そうしてしばらく経って気持ちが落ち着いても、繰り返し頭の中にシャルとのキスがよみがえるので困る。好きな人に恥ずかしいところを見られてしまった気分、それくらい顔が熱くなった。いや、それ以上に恥ずかしい。それにつられるようにして、ゲーム中のルイスの様子が脳裏に浮かんだ。

(お酒を飲んだからってあんなことするシャルもおかしいけど、ルイスさんもらしくなかった……。バイト先のお客さんがよく『お酒は適度に』って話してたけど、ホントその通りかもしれない。ハロルドの5倍くらい飲んでたもん、あの二人。)


 吹き抜けの施設に朝日が差し込み、思わず目を細める。

「……ん?」

 誰もいない朝方のプール。広い施設内。遠くの方からヒタヒタと裸足はだしの足音が聞こえてくる。

(誰!?もしかして、バロニクスの執事さんかメイドさん?今は泳いじゃダメな時間帯だったかな!?24時間解放されてるから好きな時に入っていいってハロルドは言ってくれてたけど、やっぱり怒られるかな?よく考えたら掃除の時間とかもあるよね。)

 弾かれたように水から出て、あいなは砂浜に上がる。現れたのはバロニクス城の使用人ではなく顔見知りの執事だった。


「ルイスさん…!」

「お楽しみ中に邪魔をしてしまい、申し訳ありません」

「いえ、それはいいんですけど、起きてて大丈夫なんですか?だいぶ酔ってるみたいだし、もう客室で寝てるかと思ってました……」

 たたまれたバスタオルを片手にローブ姿で現れたルイスは、端正な顔でぼんやりしている。それはそれで絵になるし、常に色気のある彼がさらにつやっぽく見えるシーンでもあった。

「客室に行こうと思いましたがこちらに足が向いてしまいました。今日は眠れない気がします」

「同じですね。私もなんです」

 困ったようにあいなは笑い返す。

「シャル様とあのようなことがあったからですか?」

「あ……」

 キスのことを言っているのだと分かる。

「あいな様のご様子が気になりこうして来てしまいました」


 恥ずかしくなりうつむくと、あいなは今自分がTシャツを着ていないことに気付く。パレオ付きとはいえ男性の前でビキニ姿をさらす日が来るなんて思わなかった!胸元や背中。太もも。お腹。異性に見られたくない部分の肌が容赦なく露出され、あいなは顔から火が出そうになる。

(しまった!!やっぱりTシャル着てこれば良かった!でも、まさかこんな朝方にルイスさんが入ってくるとは思わなかったし!)


 まるであいなの心中しんちゅうを察したかのように、ルイスは持っているバスタオルを正面から彼女の肩に羽織らせた。おかげで胸元はしっかり隠れ水着姿に恥じる必要はなくなった。だが、それよりもっと恥ずかしい所を見られてしまったことには変わりない。

「ありがとうございます、ルイスさん。あの、さっき見たことは全部忘れて下さいっ!っていうのは無理があるので、無かったことにしてスルーして下さい……。って、どっちも言ってること同じですよね!?わけわからなくてすいません。私も今、動転してて……」

「無理もありません。そのお気持ちはごもっともです。ですが、こんな冷たい空気の中でプールに入っていたら本当に体調を崩されてしまいますよ?」

 バスタオルごと包むように優しく抱きしめられたのはすぐだった。ルイスの両腕があたたかい。

「あの、ルイスさんの方が大変なんじゃないですか?ワインたくさん飲んでましたし……」

 貧血気味で倒れ寄りかかられた朝のことを思い出し、あいなは一生懸命声をかける。

「そうですね。実は、こうしてお話するのもやっとの状態なのです」

「だったらやっぱり部屋に戻った方が…!肩貸しますから」

「そうですね。ですが、もう少しだけ、あなたをこうして抱きしめさせて下さい。こうしているととても落ち着くのです」

「ルイスさん……」


 なぜだか分からないが、ルイスは弱っている。そう感じたあいなは、友達として今こそ恩返しができるチャンスだと考えた。


「私なんかでよければ、いくらでも抱き枕になります」

「お嫌ではないのですか?」

「全然です!ルイスさんの腕にいたら、こっちも風邪引かずに済みそうだから」

「可愛いことをおっしゃいますね、あいな様は」

「可愛くなんかないですよっ。絶賛恩返し中です」

 幼い子供がクマの着ぐるみに抱きつくような感覚で、あいなはルイスの背中に腕を回し彼の胸に耳を当てていた。鼓動の早さが伝わってくる。


「さきほどあいな様がお話して下さったこと……。ハロルド様同様、私も感動しました」

 壊れ物を扱うかのように優しい動作で体を離し、ルイスはあいなを見つめた。背の高いルイスが前屈まえかがみになったせいか、二人の顔は互いの息づかいを感じるほど近付く。酔いのせいで色気の増したルイスの目に、あいなはドキリとした。

「そんな、感動与えるような立派な話してませんよっ」

「そんなことはありません。あいな様にあのように思っていただけていることが嬉しくて、つい、言葉を失ってしまったくらいです」


(あの時ルイスさんの様子がいつもと違ってたのは、そういうことだったの?)

 嫌がられていたわけではないと分かり、あいなは安心した。


「心から感動した時、歓声をあげるでも動作が大きくなるでもなく、人は無反応になってしまうものなのですね。あんな経験は初めてです」

「そんなっ、本当にたいした話はしてないですよ?現代文のテストの点数、平均点より下だったんです。本もほとんど読まないから人を感動させる文章とか言葉を考える力も低いですし!」

「いいえ。あいな様のお言葉は頭ではなく()()に強く響きました」

 自分の胸を手のひらで押さえ、次にルイスは、指先であいなの唇をこするようになぞった。こそばゆくあり、キスを連想させられるその仕草に、あいなは頬を熱くする。


「私はあなたを幸せにする月になりたい。兄でも友人でもなく、男として」

 愛しそうで苦しげなルイスの眼差まなざしに異性を感じ、あいなは首筋まで赤く染める。

「それってどういう…?」

「あなたのことがずっと好きでした。あいな様」


 もう一度、バスタオル越しに抱きしめられる。さきほどのシャルとのキスがハリケーンのように強引だったのに対し、ルイスの抱擁ほうようは静かな夜の海のごとく柔らかいものだった。心まであたたかく包み込まれているかのような安心感を覚える。


「執事という立場もありますし、なによりあなたはシャル様とのご結婚を控えている身。困らせたくないのでこの気持ちは永遠に口にしないつもりでした。でも、心の中では常にあなたを求めていました。どんな時も……」


 信じられなくて、あいなは目をしばたかせた。


 今日は何て言う日なんだろう。気持ちを揺るがす様々なことが起こりすぎて、頭がショートしてしまいそうだ。



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