ぷろろーぐ
初投稿です
自分のものていつよんでもはずかしい
…………ポチャリ
………ポチャリ
雨をたらすような音に
濃厚な鉄さびの臭いがダラダラと乗ってくる。
そんな空間で唯一働く冷房くん。
ゴォォォォ
ひどく生ぬるい空間ではその冷気だけが救いである。
頑張ってね、冷房くん。
………ポチャリ
……ポチャリ
密かに送っていた冷房エールを邪魔するように
水滴の音がどんどん短くなってきた。
「……はぁ」
僕は短く溜め息をもらす。
幸せがそそくさと逃げた気がする。
……ポチャリ
…トン、トトン
水滴の音に足音がまざる
どうやらきげんがいいらしいな、最悪だ。帰りたい
「はぁ」
僕が三度目の幸せを逃がした頃、
そいつはやってきた。
「うん?なにかな?なにかな?
辛気くさいかおしちゃって、そんな顔してると不幸がよってきちゃうゾッ」
「ゾッとはなんですか?
ゾッとは、そんなあなたに俺はゾッとしています。」
「ふふっ、つまんないねぇ、つまんないたらつまんないね、キミィ」
彼女は口を弓なりに歪めてゆっくりとこっちによってくる。
その顔は、真っ赤に染まっている
白を基調としたはずの無駄に豪奢なドレスも
真っ赤な、ワインレッドになっている
……でも、彼女のそんな姿は元の美しさが相まって不思議と、画になっている。
まぁ、それもそうか
彼女は生まれながらのお姫様…………
いや、汚姫様。
彼女は小祝優(スグルちゃんと呼んでねと言われたが絶対にいわない)何かを汚す行為がたまらなく好きな少女。汚すためにはなにものも苦としない少女。
今日はドレス汚しらしい
「ねぇ、ツッキー、もういいや」
彼女はさっきとは一転澄まし顔でいった。
もう、汚し尽くしたらしい。
「後片付け、お願いね?」
「はぁ、りょーかい」
僕が答えたときには、彼女はスタスタと歩きだしていた。まったく人使いがあらい
「はぁ」
僕は再度溜め息をもらす、
また幸せが……いや、幸せなどもうのこっちゃあいないか。
寄せ付けるのは不幸だけ。
彼女とであったその日から。
「はぁ、まったく、散らかしやがって」
僕は頭をポリポリとかく。
「いや、これも………………汚したのか。」
僕は目の前の原型をとどめていないモノを手にする
「じゃあ、なんだ、食料に感謝を込めてー」
「イタダキマス」
そして、それを口に運んだ。
……この物語は、汚し尽くしたい少女とそんな彼女と出会ってしまった後片付けの青年のお話、ハートもドリームもないくそみたいな話。
始めよう、始まるか、始めちゃおう。
それではスタートだ。
すいません
全然話が進まない上に文章ぐちゃってます
えと…よろしければ
感そう、ご指摘よろしくお願いします。