先ずは利用方法を。
初投稿とは、至極緊張します。
もし宜しければ、あったか~い目で見て下さい。
読みにくかったら、深呼吸をして読んで下さい。
これは、笑うセールスマンを目指してます。
「皆様。今日は、我々は『人に一時の幸せと一生の絶望を与えるブルーカードカンパニー』と名乗る会社で御座います。」
一人のシルクハットを被った紳士服が似合う青年が話し出した。
「ブルーカードカンパニー。通称bccは社員が皆様の期待に応えられるよう、ツンデレや男の娘から執事やダンディまで、幅広いジャンルの従業員を雇った、カード会社です。」
それに続いて、甚平を着こなすおっさんが話す。
「え~とぉ、会社名にもある、そのブルーカードってのを作ってんだけどよぉ、そのカードってのは、まぁクレジットカードと思って貰うと分かり易いでしょうなぁ。」
今度はアメリカ人らしき日本人がテンション高く言う。
「しかしバーット!、このカードは他のとは少しディファレンス!レストランやアミューズメントは勿論、ア・フレ~ンドに借りたマネーの返済等にもこれを「かざす」
だけで帳消しにできる。つまり、お金を使わなくてもO.K.という訳で~す。」
そして、めそめそと半泣きの少年が弱々しく話す。
「…し、しかもです、…使ったお金は一定期間後に、…使った分だけ現金として帰って来ます。ほ、他と違って分かり難くてすみません…。」
今度は髪を後ろに揺った青年が仏頂面で不機嫌そうに話す。
「つまりだ、使えば使う程お金が入る。という訳だ。それぐらいは自分で理解しろ。」
そして、小柄な少年が生意気そうに言う。
「冷静に考えてみて下さい。会社側は大損で利用者側は丸儲け。つまり、利用者は使わない方が馬鹿でしょう。」
最後に、シルクハットの青年が話す。
「しかし、こんなカードを使える最も幸運で最も不幸な方は世界でたった一人。さてさて、今回は誰が選ばれるのでしょうか…。」
閲覧、有難う御座いました。
出来れば、意見を頂けると恐縮です。