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1-8























うわ―、怒ってる怒ってる。

綺麗なお顔が歪んでますよー、怒りで。



だが、私も怒っているからおあいこだ。

お店の事をあんな風に言うなんて、この男許せない。


銀髪さんの手が振り上げられる。

あ、やばい。




私はこの世界の人たちと比べると、力が弱い。

それなのに、成人男性の相手に殴られたら、骨の一本でも折れるだろう。

目をつむって、次の衝撃に備えた。


























が、ここで予想外の事が起きた。




第三者の乱入だ。





銀髪さんの腕を掴んで私を助けてくれたのは、

見事な波打つ金髪が美しい、透き通った蒼い瞳をした人だった。




マントをかぶって顔を隠しているようだったけど、近くにいた私には見えた。

この人の目は、悪い人の目ではない。ただ、とても――――――



「兄上、!」


「お前は、こんなところで何をしている?」


「……兄上には関係ない!」


「関係あるだろう。今日は式典だというのに、すっぽかして何故こんな場所にいる。」














あるえ。なーんか、すっごくやばい会話を聞いているようなんですけど。















「…元々!私はこんなことに反対だったのだ!」


「それが務めなのだからない。私達皇ぞk…「あのー。」








思い切って声を掛けた。

この人たちは、私の勘違いじゃなければ―――






「それ以上言ったら、ばれてしまうと思いますよ?大変なことになるんじゃないですか?」














二人とも、ハッとした顔をした。

………………………ああ、こりゃ、ビンゴだ。


































皇族の、レヴィル殿下とシュベルツ殿下がなんでこんなところにいる?
























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