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1-7

















デザートの汁やホイップクリームでぐちゃぐちゃな貴族さま(仮)。



怒りのオーラが目に見えるほど怒ってて、ミリアは真っ青。



















ああ、私はどうすればいい?










「お客様、大変申し訳ありませんでした。お召し物をお変えになりますか?」








そう言って、間に入った。ああなんで私こんなことしてるの?

面倒事は避けて通るたちじゃなかったのか私。


怒りの矛先は私に向けられた。

ひいいいいいい!美形が怒ると迫力あるううううう!



でも、目を見れば、悪い人じゃないってわかる。

少し安心。自分の目を信じて、喋ればいいと思う。……たぶん。





「此処の店員は品を客にぶちまけるものなのか?そうだとしたら、この店は最悪だな。こんな店に客が来ていること自体おかしいと俺は考えるわけだが。大体、こんな餓鬼を使っているなんて、ろくなことにならないと分からないものか。全く、下界に降りてみればとんだ災難にあったものだ。」

























…………前言撤回。こいつ最低人間だ。

や、普通さ、此処までは言わないでしょ?ムカついててもさ。


下界とか言ってるあたり、お貴族さまとかそういう偉い人には間違いないらしい。

でも、私はそんな事は気にならなかった。














ただ、大好きな人の店の事貶をされたということが許せなかった。























いったん相手に踵を返して店の外に出る。

相手はキョトンとしているが知ったこっちゃない。


私は井戸から水を素早く汲んできた。

そして、また銀髪の彼の所までやってきて、


















思いっきり頭から水をぶっかけた。




























「お客様。これで綺麗になりましたし、ついでに頭も冷えたでしょうか?」





























目の前には怒り狂って絶対零度の雰囲気を醸し出している相手。

さあ、この先どうなる?























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