9/13 小人3
小人族は誇り高い一族らしい。
人間に助けを求めるのは一族の掟で禁じられているため、さっきみたいに芝居をしながら、人間が勝手に助けるのを待つのが正式なやり方なんだとか。
誇り高いというより、だいぶめんどくさい一族だな。(・Д・)めんどくさい
「それで? その旅団はどこにいるの?」
私が聞くと、笛丸がきりっとした顔で答えた。
「烏天狗の里へ向かう、という話は出ておりました。そこまで行けば合流できるかと」
烏天狗の里なら、ここからそう遠くない。
「それなら、あそこの岩肌が見える?」
私は少し先を指差した。
「あの麓まで行けば、たぶん着くわよ」
でも、小人の身長じゃ見えないだろうと思って、小春姫をひょいっと持ち上げて見せてやる。
三人の顔がぱっと明るくなる。
°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°ワアー
……かわいい。
ーーので、ここで絶望をひとつまみ。(゜∀゜*)ノ ⌒ ゜ ポィッ
「でもここらへん、蛇とか野良猫とか多いわよ」
今度は三人まとめてしょんぼりする。
(๑′-﹏-๑)シューン
「ここまで来たんだ! みんなで協力して生き残ろう!」 |・ω・`)チラ
「俺も逃げない! 絶対生き残ろう!」 |・ω・`)チラ
「私も守られてばかりではいられないもの!」 |・ω・`)チラ
「…………」 ( ´ー`)……
「その猫を近づけないでええええええ!」 アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ
草助が逃げ惑う。
素直に助けを求められんのか、こいつらは。




