パドリグの旅路　核攻撃を受けた千葉県から故郷のスコットランドを目指して

　俺はパドリグ・クラーク。スコットランド生まれのイギリス人で22歳の柔道90㎏級の選手だった。俺は世界大会に参加する為日本の千葉県に滞在していたが、突如ミサイル警報が鳴り、核攻撃かもしれないと思った俺は、ホテルの地下にある核シェルターに避難したが、突然スマートフォンがバッテリー残量が多いにも関わらず電源が切れ、電源を入れようとしても起動しなくなった。数日後、備蓄の食料と避難者が持っていた食べ物も僅かになり、食料を調達する為外に出ると、周囲は多数の車が車道に放置されていた。俺は不安になりながら食料を探すが見つからず、さらに道に迷い空腹で倒れて意識を失い、俺は死んだかと思ったが、救助されて生還した。しかし彼はまだ知らなかった。これから長い旅路を進むために魔法を習得することになろうとは…