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異世界転生  作者: MSZ-006
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「リョウ君、君は何かやっているね?」


「何かと、言いますと?」


「そうだな。君は何か武術を学んだ事がある?違うかな?」


「多少の心得が、ある程度ですが・・・」


「ふむ?それも使えるな。どうだろう?暫く、撮影に付き合って貰えないかな?」


先程のアクションシーンがOKになり、今度はケーシーにお礼を言うシーンの撮影に入る所で、監督であるセニョールさんに言われた。


「分かりました。俺なんかで良ければ、お願いします」


映画に出演なんて、面白そうな話だ。


「では、次のシーンだ」と、監督から台詞や演技の説明を受ける。




「あ、危ない所を、有難う御座います!」俺が、頭を下げる。


「余計な事を・・・」と、ファム・ファタルが、横を向いて文句を言う。


「こら、そんな事を言っちゃ駄目だよ?助けて貰ったんだから、お礼を言わないと?」俺がファム・ファタルの顔を見ながら諫める。


「フン!何故、私が?」不満そうなファム・ファタル。


「俺は、ちゃんとお礼が言える可愛いファムが好きだな」と、笑顔でファム・ファタルに言う俺。


「し、仕方無い!有難う、此れで良いか?」ちょっと、頬を赤らめつつ礼を言うファム・ファタル。


「ふふ、可愛い彼女だ。しっかり守ってやれよ?ゴロツキ共は、俺が兵士に突き出すから、デートを楽しむと良い」と、腕を組んで此方を眺めるケーシー。


「はい!失礼します」俺が再度頭を下げ、ファム・ファタルの手を引いて離れる。


カット~!


数回のリハーサルの後、本番を一回で終了する。


なかなか、テンポよく撮影が進むな。


「後は、君に紹介して貰ったボア揚げ屋で撮影だ。撮影許可は貰っている」


「分かりました」


「此方で用意したバスで移動する。其れまで1時間程だが再度、小型カメラで撮影をするから、また自由に周って来てくれ」


「分かりました。リョウさん、良かったら、一緒に周りませんか?」


「分かりました。ユカさんが良ければ」


後1時間位だし、後で皆と合流するから良いか。


「そうだ。お店に行きましょう」と、俺は施設ランドショップを指差す。


外の店とは別に、中でしか買えない品物も多数あり、覗く価値はある。


「可愛い!」


「此方は?」


店の中は、カップルや親子と多数の客で賑わっている。


店内を見て回りユカさんが、ぬいぐるみを手にとって呟くのを聞いた俺は、違うぬいぐるみを手に持って見せる。


「コッチの子も、可愛い〜!」


「そっか、じゃ2つ買おう」


「えっ?」


「記念に、プレゼントします」


「有難う!」


俺は、ぬいぐるみ2つを精算しユカさんに手渡す。


「後は皆に、お土産を買おう」


カオリと珊瑚は、自分達でお土産を買ってるかもしれないが、まぁ俺からのプレゼントだと言って渡せば良いか。


後は、シュウさん達にも渡そう。


一宿一飯の恩を、返さないと。


そんな事を考えつつ、何が良いか品物を選ぶ。


シュウさんには、グラスにした。


酒を飲むのか分からんが、何を飲むにしても使えるからね。


ミッシェルさんには、可愛い置物を手に取る。


多分、喜んでくれると思う。


ミリィさんとミラちゃんは、ぬいぐるみを一つずつ選ぶ。


カオリと珊瑚は、敢えて同じぬいぐるみを一個ずつにして、後はネアさんと、ゴモリーさん、リリーさんと、マリーさん、ボア揚げ屋の瑠璃さんの分のぬいぐるみを一個ずつと、お菓子を河野さんと、弘崎君、ボア揚げ屋さんに一個ずつ購入した。


後は、リリーさんと弘崎君に映画の撮影をしていると、メッセージを送っておく。


リリーさんから問題無いと返信があり、弘崎君からの返信は無かった。



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