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異世界転生  作者: MSZ-006
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食堂に戻った俺は、シュウさんの言葉が気になっていた。


ミリィさんが、俺に興味を持ってくれている?


俺に対して、恋愛感情がある訳じゃ無いだろう。


何せミリィさんには、恋人が居るしね。


「リョウ様?どうかされましたか?」


「へ?いや、何でも無いですよ?」


「そうですか?なら、良いのですが」


ミリィさんの事を考えていたら、ミリィさんに話しかけられ、慌ててしまった。


「そうだ、ミリィさん。明日、リリーさんとマリーさんも一緒に、ボア揚げ屋に行く事になってます。宜しく、お願いします」


「そうなんですか?リョウ様は、リリーさんとマリーさん、どちらがお好みですか?」


「いや、どちらが好みと言うか、お二人共いい人ですよ?」


「・・・そうですか。ですが、ミラは許しませんよ?」と、ミリィさんがメガネをクイッとしながら俺に言う。


「許しませんって、一体何の話ですか?」


「お姉ちゃん、お兄さんと何の話をしてるの?」


「ミラ、気を付けなさい。リョウ様は狼なのよ?」


「うふふ、分かった。気を付けないとね」と、ミラちゃんが此方を見ながら笑っている。


「そうだ、お兄さん。プレゼントしてくれたフィギュアの中で、お兄さんのお気に入りは、どれなの?」


「どれも好きだけど、一番は【混沌の殲滅師、マジックキャット】ですね」


「確かに、眼帯してて可愛いね!じゃ珊瑚ちゃんは、どれが好きなの?」


今度は、珊瑚に質問している。


「ピピィ」[【破壊大帝、エント】です。エントは本来、とても穏やかなモンスターですが、此の躍動感は素晴らしい。何より、パパとママが保護したモンスターと言うのも大きいです]と、文字を表示する。


「エントを保護?何の話?」と、ミラちゃんが俺とカオリを見る。


「私がリョウに新しい装備を買って貰って、外に出た時の話なんだけどね」と、カオリが話し出す。


皆が、その話を聞いている。


「軍から呼び出しがあって朝、私が迎えに行ったんですよね?」


カオリの話が終わり、ミリィさんが続きを話し出す。


「そうでしたね。一体、何をやらかしたんだと、言われましたね」


「本当に、面会時に何を持って行くか、考えていたんですよ?」


「お姉ちゃん、優しい!」


「私は、罪を憎んで人を憎まず、がモットーなのよ?ミラ」


「それで、囚人の面会時に持って行ける物を、軍に問い合わせていた訳か」と、河野さんが言った。


いや、やっぱり俺の扱い酷くない?


「妬けるな」と、河野さんが呟く。


いや、犯罪者扱いされてる身にもなって欲しいけど?


「ミリィ、アンダーソンは元気だったかな?」


「えぇ、元気だったわ」


「そうか、退役してから随分経つからな」と、シュウさんが懐かしそうにしている。


「アンダーソン君は、貴方の部下だったものね」と、ミッシェルさんが言う。


アンダーソン少佐が、シュウさんの元部下?


何か知らないところで、繋がってるな。


あっという間に時間が過ぎ、誕生日ケーキも食べ終わり、パーティーは終わりを迎える。


「カオリさん、珊瑚ちゃん。今日は泊まって行くんでしょう?だったら、私の部屋に泊まって欲しいの」


「私達は構わないけど、宜しいですか?」


「カオリさん、珊瑚ちゃん。迷惑掛けるけど、お願いね?」と、ミッシェルさんが答える。


「やった〜!カオリさん、後でハニーフラ◯シュについて、詳しく教えてね」


と、ミラちゃんが、何やら不穏な事をカオリに頼み込んでいる。


まぁ、喜んでいるみたいだし良いか。



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