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異世界転生  作者: MSZ-006
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43


「リョウ様、此方です」


何故か、ミリィさんが大食堂の入口で待っている。


あれ?


リリーさんが、連絡したの?


ミリィさんに連れられてやって来たのは、何時ものサイズのテーブルでは無く、更にデカいテーブルだ。


そして、どういう訳か河野さんが席に座っている。


河野さんは、テーブルの上に両肘を立てて、両手を口元で組んだ状態で待機している。


しかもメガネじゃ無く、サングラスになってる?!


「・・・待っていたぞ。座れ、座らないなら帰れ」


「は?あの、一体どうしたんですか?」


「・・・話は、全員集まってからだ」


「はぁ」


しかし、前世で見たアニメに出て来た雰囲気の、おっさんになってるな。


僕が乗ります!とか、言った方が良いのか?


「ただの人間には興味ありません。この中に、獣人・魔族・ドワーフ・異世界転生者がいたら、あたしの所に来なさい。以上」と、やって来て口上を述べたネアさんは、女子学生服だ。


何処の、憂鬱なお嬢さんですか?!


「ざけんなよ!ヘイヘイ、オーライ!まだかよ?サッサとしねぇと、私のカトラスが火を吹くぜ?」と、口にタバコもどきを咥え、タンクトップにショートパンツ姿で、両脇のホルスターに拳銃を下げてやって来たゴモリーさん。


えっと、何処のラグ◯ン商会の方ですか?


「リョウ〜、早く私を殺しに来なさい〜」と、物騒な事を叫ぶマリーさんは、貴族の様な白いスーツ調の華美な服装だ。


お前を殺す。とか言って、自爆しないと駄目なのかな?


次にやって来たのは、黒い箱から手脚が突き出していて、箱の正面には赤い平仮名で『ぼいすおんりー』と書かれている。


「・・・お待たせ」と、リリーさんの声が聞こえる箱が席に着く。


このモノリスに、俺は何を言えば良いのか。


「恋も魔法も、ミリィーにお任せ!魔法少女プリティーミリィー、施設に代わってお仕置きよ!」


最後に登場したのは、いつの間にか着替えたミリィさんだった。


ミリィさんの姿はミニスカ衣装で、手には魔法のステッキの様な物を持っている。


混ぜるな危険と言うか、何も言わない方が安全か。


俺が唖然としていると、ミリィさんが咳払いして、「では、始めます」と席に着いた。


一体、何が始まるんだよ?



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