設定集① 戦闘面について
設定・用語解説
・スキル
主に攻撃スキルと補助スキルと呼ばれるものに大別され、攻撃スキルには筋力を参照する、物理攻撃と魔力によって威力が増減する魔法攻撃が存在する。
一部の攻撃スキルには、身体能力を上げたり、相手を弱体化させたり、生命力を吸い取るものがある。
(生命力や筋力については下記参照)
補助スキルは明確な区分けは存在せず、味方の能力を引き上げたり、回復するといったサポートを行うものが中心となる。相手に干渉するものも多く、痺れさせたり、能力を下げるものもある。また、天候を変えたり、結界を展開することも可能。
また、魔物もこのスキルに似たような行動を取ることがあるが、こちらは《技》と分けて呼称される。
《技》という呼び方は人に対して使われることも。
・身体能力の種類
《生命力》攻撃をどれだけ受けられるかの指標になりやすく、総合的な耐久力に直結する。どんな手段でダメージを受ける場合でも関わってくるので打たれ強さに関する能力の中では最重要とされる。
《筋力》武器や己の肉体を用いたスキルの威力を左右する能力。物量アタッカーに就くのであれば、高ければ高いほどよい。
《防御力》筋力を参照したスキルに対し、防御効果を高める能力。魔物の多くは筋力を活かした戦いが得意なので、生存力に深く関与する。
《魔力》炎や冷気、電撃などをそのまま相手にぶつける際に関与する能力で筋力と対になる。硬い外殻を持つ魔物にも有効打となりやすい。
《魔法防御力》魔力を使ったスキルに対して効果を発揮する能力。防御力とは対の関係にあり、魔防と呼ばれることもある。
《敏捷性》どこまで素早く動けるかの基準点となる能力。相手を素早く倒し、被弾を減らす為、アタッカーには必要とされやすい。戦闘開始前であれば、魔物の不意を突いたり、奇襲をしかけることで多少誤魔化しが効く部分もある。
・身体能力について
人によりバラつきがあり、得手不得手が分かれるのは現実と同じ。しかし、基礎的な能力には上限があり、その限界を越えることは不可能とされている。
努力により、能力の向上を図ることも当然可能ではあるものの、全ての能力を完全に伸ばすことはできず、最大まで鍛え上げられる能力は二つが限度。
オールマイティな鍛え方で万能選手を目指すことも可能だが、役割が不明瞭な冒険者はパーティを募集する段階で敬遠されやすい。中途半端な人間に命を預けたいと思う人間はいないからだ。
その為、基本的には自分の所持スキルや身体能力に併せた鍛え方をすることが推奨されている。
・結界
人や魔物が持つ概念のようなもので、全ての生き物に与えられている。魔物は種族によって一律だが、人間はその限りでは無い。結界の弱点を突く攻撃を受けると、普段より大きなダメージを受けるので、生命力等と並んで戦闘において重要なファクターである。
・紋章
結界の種類とでも呼ぶべきもので、結界同様、全ての生物が所持している。一個体につき上限は二つ。
当然、一つしか持たない者も存在する。結界の弱点を決める要素になり、相手の攻撃を無効可することもできる。組み合わせ次第では特定の属性に非常に強くなることができるが、その逆もあり得る。
また、自身が持つ紋章と同じ属性の技を用いると、効果が大きくなる。その為、得意属性の中級程度のスキルが、他の属性の大技を上回ることもある。
ここまでに出た、戦闘に関する単語を整理しました。
他にこの言葉の意味が分からない!ということがあればコメント頂けると嬉しいです。




