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最強の勇者であるために  作者: 霧巻 くいな
2/7

#1 インネン

ー力を得るなら相応の鍛錬をせよ。知恵を得るなら相応の勉学をせよ。努力なしでは結果無しー



俺の大嫌いな言葉である。

努力だけではどうしても越えられない壁、というのは確かに存在する。武芸、勉学、全ての物事で、である。


「またアリスがやったぞー!!今度はブラッディドラゴンだーー!!!」

「ブラッディドラゴン!?モンスターレートSクラスだぞ!!」


あいつだ。あいつが俺の全てをぶち壊した。

俺は最強の勇者、皆から讃えられ尊敬される勇者、だった。


「こんなの討伐するなんて造作ないわよ」


注目される少女ーアリス・デバルドは謙遜するわけでもなくただ当然のように振る舞った。今の俺の心情を表すなら、嫉妬2、憤怒5、自分の将来の不安3、といったとこだろう。


「やっぱすげーよな、伝説の勇者の孫娘」

「あぁ、なんでもモンスター初討伐は4歳の時だったらしいぜ」


ギルドメンバーが嬉々として話し合っている。ムムっと俺がアリスの方を見るとアリスに視線を感じ取らせてしまった。アリスは俺の方を見て、


「...ニヤァ」



ちきしょーーーー!!!!!!!!


「最強の勇者であるために」

第2話読んでいただき光栄です。評価、感想、ブックマークなどしてくれるとモチベーションに繋がります。これからもよろしくおねがいします。

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