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六話

 俺は今、空を飛んでいる。

 正確に言えば、妹と劣らない程に愛している愛竜イフィルニと共に。


「あぁぁっ、風を駆ける!」

「空と、舞おう」


 ドラゴンと永久の絆を結んだとあるアニメの名台詞を口にしつつ、エルロン・ロールを繰り出しながら空の通ずりを交わし合う竜と竜人。現実でやったら確実に死ぬってくらいロールロールしながら回転している。今はまだ知る限りの飛行可能ユーザーが俺と一部の魔法使いしかいないから出来ないけど、いつかは異種族航空ショーでもやりたいな。


 そうすれば……イフィルニは俺を越え、全ての種族の頂点に立つ。

 俺みたいな名ばかりの覇者とは違う、本物の覇王に……


『楽しそうだね、アポル』


 はっ。ささやきチャット通知……ルナナか。


『まあな。人の存在すら喰らうモビィ・ディックでも出てきてくれれば二大作品の良い共演になるんだけど……名前も含めれば三大か? イフィルニはサファイアより青く美しいし、四大かもしれん。やべぇ、我ながら楽園か』


 残念ながら白鯨はオリーリル・ヴェスト海。通称『かにばる海』のみに生息しているが。


『はは……相変わらず訳の分からない事ばかり言うね』

『お前な……どれも映像化されている超傑作なんだぞ? まったくこれだから一般人は』

『君に比べればほとんどの人が一般人だと思うけどね』

『……そうでもない。確認されているだけでも三百人は俺と同じ血を分けた一族がいるし』

『……アポルって良い家の御曹司か何か?』

『はっ。愛と幻想と狂気に支配された素晴らしさが、果たして一般的に『良い』と形容しても良いのかどうか……ようはオタク一家だよ』


 草葉図書館を通じて俺達一族は姓や代が変わっても同じ血を分けた同族の事を知っている。特に俺は、直系の子孫だからな。オタクから足を洗って散り散りになった連中を除けば、ほぼ全員の名前と居場所と仕事を把握してすらいる。


 ほぼ、というのはロマンに走って怪盗や流浪人、仙人に世捨て人になったりと向こうが所在地を隠している奴らは把握しきれていないからだ。それでもいつかは草葉図書館に戻ってきて身を休めるのだから死者記録だけは一度も欠けた事が無い。

 ……我ながらホントラノベみたいだなぁ。


『う~ん……僕もアニメは基本見てるけど、聞いたことも無いよ?』

『ぷっっ』


 くっ、くっくくっくっ。はぁっ、ははははは。そりゃ、そりゃ、そりゃそうだ。


『当たり前だよ、ふっ、ふふっっん。どれもこれも二十一世紀の作品だからな。白鯨だけ十九世紀だし、アニメじゃないけど』


 今はもう二十二世紀の後半だ。知らなくて当然に近い。知っているのは俺達草葉一族や、似たようなオタク一族くらいだ。あと昔からの読書家や古書趣味。その手の学者やアニメ制作を始めとした二次元製作に携わる者くらいだな。


『なるほど。君の価値観が独特なのはそのせいなんだね』

『まあな。俺の力の三分の一がそこから来ていると考えて貰えば良い』


 実際、二次元の世界の価値観や考え方、思想に思考回路に狂い方。それらは無数の比喩となり、時に戦いの指南書となる。

 直突き、肉体開放、思考加速、重心操作、強制痛覚麻痺、足捌き、眼球移動、人体の弱点。

 人間が考えられる事は、大概が実際に出来る事だ。


『それは……なんというか、侮れないね』


 ちょっと引かれてる気がする。誤魔化すようにイフィルニと宙返りを行う。


『ははっ。深淵の狂気すら人間化してしまうのが人間だ。最後には全部を人間にしてしまう。それに比べれば俺なんて大したこと無いさ。さて、そろそろ到着だ。ささやき切るぞ』


 披露していた縦横無尽のエアリアルダンスを止め、ゆっくり高度を落としていく。

 バらっ、ばラっ。軽快、かつ荒鷲のように力強く、重厚。

 ドンッ……ドンッ。ただひたすらに重く、空気を圧する音の擦過。

 二つの羽ばたきが混じり合い、荒れ地の土が煙となって舞い上がる。二竜の美しく、逞しい足が地に付き、翼は役目を終え束の間の休息を与った。


「ご苦労様。イフィルニ、カレラクト」

「キリィィィィィィ」

『グァラルルルルル』


 ご機嫌麗しく鳴き、俺の胸に頭を擦りつける二竜。頬を緩めながらイフィルニの頬骨、カレラクトの喉元を撫で、存分に甘えさせる。ペットはそれぞれそうだが、個体単位で好みの撫で場所が存在し、そこを撫でれば撫でる程懐く。その行為に利害など存在せず、テイマーは皆ペットの魅力にロックオンされている故、撫でるのだ。


 かく言う俺も、愛らしい二竜にメロメロだ。あぐあぐと50くらいのダメージが入る甘噛みも、可愛いものだ。


「な、なあシャナ君。ダメージ入ってるがあれは大丈夫なのか?」

「いつもの事だよ?」

「狩りに入るときはいつも自分で回復しているので、放置するのが得です」

「変わらないなぁ」


 む、皆下りたな。そろそろ始めるか。


「カレラクト、お前はどうする? 一緒に行くか?」

『グラ、グルル、グリィ』


 ふむふむ……『この前帰郷したから良い』か。


「そうか。じゃあ好きなだけ飛んでこい! 誇り高き不落の竜よ!」

『グラルルゥ!』


 『得難き難攻の友よ!』と一鳴きしたカレラクトが暴風を巻き起こしながら空へと旅立つ。


「またねー、カレ君!」

「カレラクトさん、ありがとうございました」


 去っていく鈍鉄色の尾に夫婦の律儀な礼が投じられた。シャナがぶんぶんと手を振り、トカゲが軽く頭を下げる。うむ、その清い心を常に持ち続けてくれ。

 いつまでも、永久に……


『アポルが二人を好きになった理由、分かった気がするよ』


 そんな二人の後ろ、隣からささやきが聞こえる。俺は何も言わず頷き、ホルスターからホルンを抜き取り口に当てた。


「さぁ、奏でようイフィルニ」

「ああ、歌おう、アポスル」


 ドラゴン語ではなく、世界の共通語でな。



 火を吹き 安らぎ寝床に 意味をもたらそう


 イフィルニの歌声に遅れ、《キランキーゲッティン》、『無骨な女神』に息吹を吹き込む。彼女の声が慈しみと限りなき愛を運び、俺の音が透明感と僅かな哀を乗せる。


 鉤爪よ 鋭牙よ 手折れてしまう人の骨よ

 朽ちる前に振るえ 果てる前に鍛えよ 我が身を侵す 我らの為に


 息吹の中 目覚めた我が子 殻を破り 赤を見た

 土色の住処 緑の世界 透明な恵み、我が色の親

 お前の炎が 息吹と絡み 成し遂げたるは 獲物の焼けた 沁みる匂い


 私は帰ってきた

 私は戻ってきた


 我が色の元よ 息吹の主よ 鮮血の剣槍よ 寝床の作り手よ 懐かしみを覚える者よ


 私は 私はここに 帰ってきた



「愛する 番いを 連れて」

「ブプビョォ!?」


 な、なな、何を言っているんだイフィルニ!? そんなの歌に無いだろう!?

 町に魔王が現れたような気分で動揺し、手落としてしまったホルンすら拾えずイフィルニの……優しい青

玉の瞳に魅入ってしまう。


「アポスル、今日こそ、我が想いを、伝えよう」


 翼を閉じ、顔の近くに翼の第二関節……人体で言えば肘に当たる部位を置くイフィルニ。手を構えられないもどかしさを形にしたようなその仕草は妙に眼を惹き、視線を逸らす事が出来ない。

 恥じ入る乙女のようなイフィルニが、深々と俺の真ん前に頭を寄せてきた。手を伸ばせば届く距離に、イフィルニの、青い瞳が……


「私は、お前と、番いに、なりたい……その、ドラゴニュート風に、言えば、私と結婚してくれ、アポスル」


 ガツンっ。

 胸と頭と腰と心が、鉤爪の付いた槌で殴られた。

 え? な、へぇ? え、は、え、ひ、えぇ……ぇぇぇぇええぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇ!?


「キャー! イフィルニちゃん大胆!」

「こんなのって……あるんですね。ロマンチックです」

「いやはや、ついに告白したね。アポルもあれで中々鈍感だから、何度相談された事か」

「……待ちたまえ。異性……というか異種族不純異性交遊……いや、遊びでは無いから違うのか? あー、とにかくその、何が起きた!? とりあえず爆発したまえ!」


 テメェら何簡単に受け入れてやがる! 確かに心情的には心底愛しているイフィルニだが、システム上彼女はペットなんだぞ!? そんな思考ルーチンが入り込む訳無いだろ! 異常事態だってこれは!


「あの、その、イフィルニ?」

「子竜は、五竜、欲しい」

「頬を染めた!? しかも鱗だけ元の色で皮膚の部分だけ微妙に青が濃くなる無駄に精緻な仕事はただのウイルスでもなんでもない、明らかに運営の手ぇ込んだ仕事に違いねぇ!?」


 他プレイヤーからの結婚申請に『はい』を選んだら明らかにいかがわしいVRサイトに飛んで法外な接続料取られたっていう、巷で噂の『VR結婚詐欺』の変種かと思ったが、事態は既にそのレベルを凌駕していた……待ってくれ。時々攻略サイトに『速報! 俺氏ウンディーネの嫁が出来る!』みたいな事が書いてあったが、もしかして……


「あ、今掲示板を洗ってみたんだけど、どうもゲリラ導入で親密度MAXのペットと種族適性と性別が合えば稀に求婚されるってシステムが出来たらしいよ。九ヶ月くらい前の記事だけど……おかしいなぁ。その手の相談は一年半前からあったんだけどね」


 なん……だと。

 それは、つまり、あれか。新人育成に関係ないと真面目にテイマー系の記事を見ていなかった、報いなの、か……


「アポスル、答えが、聞きたい」


 ハッ。

 何故と自責に縛められていた。本来ならごちゃごちゃと混乱する前に、はっきり返事をしなければならない、一大事だと言うのに。


 イフィルニと、結婚。

 この世で家族と同等に愛してやまない俺の愛竜、イフィルニ。俺に忠実で、格上との戦闘を愉しむ姿勢にはただ敬意を表する。

 ふとした時に甘えてくる仕草が愛くるしい。

 呼びかけに参上する時の凛々しい姿が好きだ。

 共に戦う快感は何物に勝る事無く、共に空を駆ける心地よさは筆舌にし難い。

 あとは、その……び、美竜だし…………


「アポルの顔が真っ赤になったよ!?」

「アポルは変な所で純情派だから、大方イフィルニちゃんの綺麗な姿を好所に思い浮かべて羞恥に悶えたってところじゃない? アポルはそこらのなんちゃってドラゴニュートと違って、真性の変態だからね」

「愛に形は関係ないんですね、ルナナさん」

「どうりでハニートラップが効かなかった訳だ」

「外野るっさい! もう少し悩む時間をくれ!」


 他人事だと思って好き勝手言いやがる。お前らだって、自分の理想とする美男美女が結婚の告白をしてくれば、似たような事態に陥るだろうってのに。

 だが……うむ、もう答えは決まった。


「イフィルニ」

「アポスル」


 野次馬の姦しい喧噪をシャットアウトし、ただ彼女だけを見据える。

 可憐で、可愛くて、何者より美しく、誇り高いイフィルニ。

 三年の月日を共に過ごしてきた、俺の、俺だけのパートナー。

 大粒のサファイアと並べて尚、称えられる青い瞳。俺の眼は彼女の熱に潤んだ蠱惑的な瞳だけを見つめて――


「すまない。今はまだ、駄目なんだ」


 言い訳などしない。

 弟子二人とシャットが罵詈雑言の限りを投げかけて来る。シャットに至っては投げナイフまで投げてきやがった。前者はともかく後者はしっかり投げ返してやった。サクッ。


「……アポ、スル」


 ――彼女の痛ましい表情が、土を穿つ根のように俺の心を砕く。


「本当にすまない……今の俺じゃ、お前を受け入れられないんだ」

「何故、だ……私が、竜だから、か? アポスルと同じ、ドラゴニュートでは、ない、からなの、か?」

「サイテー」

「情けないですよ、アポル」

「女の度胸を虚仮にするとはな。食らえ……また胸に! 恨みでもあるのかね!?」

「……君達、今はとっても大事な場面なんだから、静かにしていようね?」


 ……とりあえず弟子二人とシャットの事はルナナに任せるとして。

 初めて見る涙を流しながら何故と叫ぶイフィルニの姿に、つい前言を撤回してしまいそうになる。けど、それは許されない。今の俺はまだ、そんな事を許されて、いない。


「違う。俺は他のドラゴンはもちろん、ドラゴニュートだって眼中に無い。元々この世界にいたドラゴニュートを除けば、俺に気を持とうなんてドラゴニュートは全員が中身と外身が一致しない、ハリボテ共だ。俺だって、リアルはこんな可愛い姿じゃないし」

「「「は?」」」

「はいはい邪魔しない。アポルは僕たちドラゴニュートからすれば奇跡的な男の娘だからね。昔は結構告白とかされてたんだから。男にも、百合にも」

「「「ええぇぇぇ!?」」」


 外野煩い。


「けれど、イフィルニは違う。俺にとって世界一魅力的な姿と、世界一魅力的な魂を持っている、俺の世界で一番。愛するドラゴンだ。ドラゴニュートもドラゴンも人間も、他のどんな種族の美者が俺を誘惑しようと、俺の中の一番は常にイフィルニだ」


 ぐぅ、口に出しておいてなんだがこっ恥ずかしいな。こいつは欠点も可愛らしい、と常々思う俺を誤解されたくない。他の事なら誤解されても構わないが、俺にだって宿るこの想いだけは絶対に誤解されたくない。

 俺の直球の言葉にしばし呆然としていたイフィルニが、少し戸惑う様に訊ねる。


「じゃあ、なんで、私と、結婚でき、ないのだ」


 ……言う、か。


「俺が……俺が、異なる世界から魂のみ送り込み、この世界の体で動いている人間だからだ」


 NPC。

 彼らに対して、俺はPCだ。永世を共にする事が出来ない、二足草鞋の未熟者。休む時、学校に行く時、草葉の直系の当主としての行事がある時、そして、妹にこの世界の事を教える、時。


 その全ての時を、俺はイフィルニと離れて過ごさなければならない。

 そんな為体で、結婚しようなんて、おこがましいにも、程がある。


「アポスル……わ、私は、それでも、構わない。元々違う、存在だとは、分かって、いたか、らな」


 高位のAI。ただのNPCではない彼女が、そう言ってくれる。

 けど、それだと俺が納得できない。そんな物、都合のいい愛人と何が変わらないっ。


「駄目だ。俺は結婚するなら、どんな時も一緒がいい。離れる理由が無い時に、離れないでいられる世界で、イフィルニと一緒に、なりたい」

「アポスル……」


 本当に悲しそうな表情で、俺の名を呼ぶ彼女。


「だから、あと四年と三月待ってくれ」


 そんな表情には耐えられない。


「二十歳になれば、フォースロイドが使える。今はまだ犬とか猫とか人間のタイプばかりだけど、俺が必ずイフィルニと同じ姿のフォースロイドを作って、君を俺の世界に連れ出してみせるっ!」


 高位AIを移植し、現実に触れ合う事の出来るロボット、フォースロイド。

 責任問題等の関係で二十歳、もしくは盲者や被介護者等の特殊な立場の者のみに許された、半人工生物。

 フォースロイドを使えば、ゲームとリアル。そのどちらでも共に過ごす事ができる。


「流石に、現実の空を飛べるようなのは作れないけど、お願いだ。それまで待っていてくれないか、イフィルニ」


 愚直に誠実。愚かな俺は、こう、アレなんだ。格好悪いというか、手際が悪いというか、弟子夫婦と違って直結厨紛いなんじゃないかというか、とにかくそのアレっていうか……


「ありが、とう」


 え……

 情けなさで項垂れていた眼に、青い薄皮が映った。遅れて伝わる全身の感触から、もしや翼で抱き締められているのでは、と。考えている間は全然慌てなかった。

 実感する前に、二の句が継がれた。


「ありが、とう」

「……お、俺の方、こそ。俺を選んでくれてありがとう。カレラクトやツィルットゲルとか、あのいけ好かない貴竜スケイレックみたいな美竜じゃなく、俺を選んでくれて」

「ありがと、う」

「……ああ、ありがとう」


 彼女の抱擁を、素直に抱き返す。

 頬に当たる二つの冷たさと、てのひらに伝わる温もり。鼻孔を擽る柔らかな硫黄の匂いと、いつまでも耳に残る感謝の言葉。

 瞑った瞳に蘇る、彼女の青い姿。美しく、冒しがたい、強き姿。


 何度夢に見ただろうか。

 何度思春期の理性無き暴走を血が滴るほど抑えただろうか。

 何度、何度、何度、あの憎い空中都市の更に上を共に飛べたらと、思っただろうか。


 俺の想いは、一方通行じゃなかった。 


 それが何よりも嬉しい。

 新たな家族(候補と付けるのは夢が無いだろう)が出来る安心、妹になんて説明しようという不安、自分だけで作る訳じゃないフォースロイドへの後ろめたさ、フォースロイドの体を得たイフィルニと過ごす日々への楽しみ。


 そういうのとは、また後で、だ。

 嬉しくて、抱きしめる力を強め、抱き返された翼が、嬉しい。

 いつまでも、永久に。

 幸せな時間よ、続け。


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