自分の過去★
暗く重い話になります
ご注意してお読みください
また、良くある話なのに、なんでそんなで病気になったの?とは
聞かれてもお答えできません
だって自分もよくわからないまま、なってしまったのですもの
今回は原因?ではないですが
人生の最初の方を書き連ねようと思います
ついに、この回が来ましたね
前日にお話しました、環境の理由で病気になった訳
それを少し、お話したいと想います
私は、物心ついた時から「お父さん」という存在に憧れてました
と、言うのも、私の最初のお父さんは
トラックの運転手さんで、めったにおうちにいなかったからです
そして、それゆえに、あまり構って貰った事がありません
そして、ある日、お父さんとお母さんが別れる事になり
暫くした後、新しい「お父さん」が来ました
これでやっと憧れの「お父さん」に甘えたり
他の子がしてるみたいに、「お父さん」と遊んだりできる
そう思っていたのに……
新しい「お父さん」は今で言う、虐待、暴力を振るう人でした
ちょっとでも物音を立てたら、殴られる
機嫌が悪い時に話しかけたら、蹴られる
友達から借りた本をビリビリに裂かれた事もあります
当然、「借りた」事を知っていて、行うのです
真冬に真っ裸で外に放り出された事もあります
当時の記憶はありませんが、相当危ないものですよね
音楽も指定された物しか聴くことが出来ず
「お父さん」が起きてる間は、いいのですが
寝ても、他の音楽を聴くことも許されませんでした
というより、寝た後に音楽を聴くと、うるさいと殴られるので、出来ませんでした
ヘッドフォンやイヤフォンは、お小遣いが一切ないので、買う事もできません
そんな「お父さん」と過ごすうちに、「お母さん」も狂いました
私の手ぐせが悪い(タオルケットのはしっこをモミモミしちゃう癖があるのです、実は今もw)
そんな理由で、ライターで指を何度か、あぶられた事があります
耳元すれすれの横に、包丁を刺された事もあります
「お前なんて死ねばいいんだ」
そう、一言と共に
そこから私も一緒に狂ったのでしょう
「私はいてもいなくても、どうでもいい子。むしろいらない子」
そういう認識が出来ました
そこから、相手の裏の意図が全く読めなくなりました
友達にいじめられたりとかないのに、友達付き合いも怖くなりました
しねしねしね……そう、机やイスが喋りだすようになりました
寝ても冷めても、私は「生まれちゃいけなかった子」と思いが離れなくなりました
でも、本人はそれが「普通」だと思っていたので
全く気付くことなく、進みます
勿論「普通」なので、誰に症状を相談する事もありません
皆、同じ状態、もしくはそういう日がたまに位あるんだろ、と思ってたのです
もっと言えば、お父さんやお母さんの状態も、「普通」で
皆の両親も、たまにそういう日があるんだろう、と思っていたのです
こう自分で書き連ねますと
心の病気の怖いところは、発症しても「これが普通」だと思っていると
気付けないところにあるんじゃないかなぁと思います
その後、「新しいお父さん」と「お母さん」が別れても
私の周りにずっと「新しいお父さん」が付きまとうので
(高校のバイトも強制的に、お父さんの勤め先になったりとか)
私の心はいつも、狂ったままでした
そんな中で、狂った私はある日決断します
そうだ、家出をしよう、と
東京に住んでいた知人で、母も父も知らない人がいたので
その人がおいで、と言ってくれたのに甘え
「探さないで下さい」と残して、消えました
今思うと、その「家出」もかなりおかしいですよね
どうしてその結論になったか、そこの気持ちは覚えてますが
どうしてその結論しか選べなかったか、は全然覚えてません
でも、家出、しちゃったのです
そこからまた、人生が色々とおかしくなっていきました