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【ルイリコ】初期装備で壁画を延々スクショしてる奴がいるんだが【過疎配信】  作者: 狼付クロ
第一部

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22/32

21スレ目 検証スレPart10

こんばんは。本日はこれと、もう1話投稿します。

今回の21話は、正直、作者も面白くないと思っているので読み飛ばして大丈夫です。

この作品は、ちゃんと色々考えてますよというお話が長々と書かれています。


この後すぐに22話投稿するので、暇つぶしに読んでくれたらうれしいです。



【検証】Ruin Recon 物理エンジン・環境考察スレ Part10【テラ・ノヴァ】


1:名無しの偵察機


検証班の10スレ目

物理エンジン・環境・地質・建築・遺跡機械・その他検証全般


ソースを出せ

計算しろ

過去ログは読め

スレ違いは総合に行け


前スレ:Part9


2:名無しの偵察機


新スレ乙


3:名無しの偵察機


 >>1

テンプレ変わってなくて安心した


4:名無しの偵察機


Part9もう埋まったのか

あのスレ進行早かったな


5:名無しの偵察機


 >>4

石工おじさんの建築検証から急に伸びた


6:名無しの偵察機


そういや石工おじさんの続報まだ?


7:名無しの偵察機


 >>6

まだ測ってる

ジャングル遺跡の壁画の彫り深さデータ取ってる


8:名無しの偵察機


気長に待つ


9:名無しの偵察機


ところで奥地のストーカー観察の件で新しい報告ある


10:名無しの偵察機


 >>9

聞こう


11:名無しの偵察機


あいつら機械式罠の位置を学習してる挙動が確認された

プレイヤーを罠の方向に追い込む狩り方をする


12:名無しの偵察機


 >>11

前から言われてたやつの裏付けか


13:名無しの偵察機


観察データを出す

奥地大遺跡の入口付近、未発動の圧力板罠が3箇所

ストーカー5体の集団が、プレイヤー1人を囲んで追い込んだ

追い込んだ先が罠の位置とほぼ一致


14:名無しの偵察機


偶然じゃないのか


15:名無しの偵察機


 >>14

同じパターンが別の遺跡でも観察された

記録は4例ある


16:名無しの偵察機


学習してるな


17:名無しの偵察機


罠の位置を覚えてるってことは

遺跡の構造を空間記憶してる


18:名無しの偵察機


あいつ知能あるだろ


19:名無しの偵察機


 >>18

ネアンデルタールくらいはあるって前スレでも言われてた


20:名無しの偵察機


あいつら中の腕の使い方なんか変じゃね?


21:名無しの偵察機


 >>20

わかる

走る時地面についたかと思えば物を抱え込んでたり


22:名無しの偵察機


脚なのか腕なのか


23:名無しの偵察機


 >>22

どっちつかず

他のMOBにあんな肢の使い方する奴いない


24:名無しの偵察機


生物スレ行け


25:名無しの偵察機


 >>24

生物スレ過疎だから


26:名無しの偵察機


で、本題は何だ

今日の議題


27:名無しの偵察機


語学ニキスレが動いた

数字記号の発見があった


28:名無しの偵察機


 >>27

あーそれか

こっちで論理整理する流れ


29:名無しの偵察機


経緯整理しよう

語学ニキスレPart2で語学ニキが脇の記号列を集計

使われてる記号は10種

そのうち9種は結合型、1種は位置固定型(語頭に立たない)

「数字だ」って断定した


30:名無しの偵察機


で、数学おじさんが冷や水入れた

「10種だから10進数とは限らない」

「加算記数法か位置記数法かは、多桁の挙動を見ないと決められない」

「もう一段証拠が要る」


31:名無しの偵察機


その数学おじさんだが


32:名無しの偵察機


 >>31

まさか


33:名無しの偵察機


呼ばれてないけど来た


34:名無しの偵察機


検証スレにもいるのかよ


35:名無しの偵察機


 >>34

こっちが本拠地だ

語学ニキスレには冷や水入れに出張してた


36:名無しの偵察機


数学おじさん検証スレ常駐民だったの草


37:名無しの偵察機


前回の続きを整理する

記号10種で閉じているという観察だけでは

加算記数法か位置記数法かを決められないと言った

今日はもう一段先に進む


加算記数法と位置記数法の違いを整理したい


38:名無しの偵察機


講義始まった


39:名無しの偵察機


ノート用意しろ


40:名無しの偵察機


加算記数法は桁が上がるごとに新しい記号が必要になる

ローマ数字を思い出してほしい

I, V, X, L, C, D, M の7種

それぞれ 1, 5, 10, 50, 100, 500, 1000 に対応する


大きい数を書くためには、大きい桁に対応する新記号を追加しなければならない

ローマ人が1000を超える数を書くときは、Mの上に横棒を引くとか、括弧で囲むとか、工夫が必要だった

これが加算記数法の本質だ


41:名無しの偵察機


映画のエンドロールで見るやつ


42:名無しの偵察機


 >>41

MCMLXXXIV とか


43:名無しの偵察機


 >>42

1984年だろ


44:名無しの偵察機


M=1000、CM=900、LXXX=80、IV=4


45:名無しの偵察機


検証スレの即答力


46:名無しの偵察機


じゃあMより大きい数はどうすんの


47:名無しの偵察機


 >>46

Mの上に横棒引いて1000倍、二重横棒で100万倍とか

補助記号を追加していく

結局、大きな数を書くたびに新しい表記の工夫が必要だった


48:名無しの偵察機


「桁ごとに新記号が必要」が加算記数法のポイントな


49:名無しの偵察機


次に位置記数法

同じ記号を「位置」によって異なる値として使う

だから桁が上がっても記号は増えない

基本記号の有限集合で無限の数を表せる


我々が普段使っている10進数がまさにそれだ

0から9の10種の記号だけで、どんなに大きな数でも書ける

1の隣の位置なら10倍、その隣なら100倍、という具合に


50:名無しの偵察機


普通の数字じゃん


51:名無しの偵察機


 >>50

我々が普通と思ってる10進数が位置記数法なんだよ


52:名無しの偵察機


そうなんだ


53:名無しの偵察機


加算記数法と位置記数法の決定的な違いは

記号集合が開放系か閉包系か


加算記数法:大きな数で記号が増え続ける(開放系)

位置記数法:基本記号の有限集合で閉じている(閉包系)


54:名無しの偵察機


なるほど


55:名無しの偵察機


で、ここからが本題だ

語学ニキの観察に戻る


脇の記号列に使われる記号は10種

重要なのは、どれだけ数列を追っても

この10種以外の記号は一度も出てこないこと

記号集合が閉じている


56:名無しの偵察機


閉じてる


57:名無しの偵察機


もし加算記数法なら

大きな数を書くときに新記号が必要になるはずだ

ローマ数字が1000で M を導入したように、1000000でも何か新しい記号を足さなければならない

しかし10種で閉じているなら、増えていない

したがって加算記数法ではない


58:名無しの偵察機


残るのは位置記数法


59:名無しの偵察機


 >>58

消去法で決着する

意味の知識は必要ない

記号集合の閉包性という構造的事実だけで十分だ


60:名無しの偵察機


論理強いな


61:名無しの偵察機


待てよ

加算記数法を完全に排除できるのか?

観察してる範囲で新記号が出てないだけで、もっと大きい数で新記号があるかもしれないだろ


62:名無しの偵察機


 >>61

その可能性は論理的には残る

ただし、語学ニキの観察範囲は石窟数十箇所、壁画数百、数列の数は相当な量だ

その全部で同じ10種しか出てこない

もし加算記数法なら、その範囲のどこかで新記号が出ていてもおかしくない

出ていない事実は、加算記数法の強い反証になる


絶対ではないが、限りなく近い蓋然性


63:名無しの偵察機


検証班らしい慎重な言い方


64:名無しの偵察機


じゃあ位置記数法でいいじゃん


65:名無しの偵察機


語学ニキが見つけた位置固定型の語頭に立たない記号

あれゼロだろ

位置記数法なんだからゼロあるのが普通


66:名無しの偵察機


 >>65

先頭に来ないのは、1の位より上の桁でゼロにならないってことだよな

例えば「103」みたいな数で真ん中に出るやつ


67:名無しの偵察機


1の隣にゼロ並べて10になるやつ

常識じゃね


68:名無しの偵察機


位置固定型=ゼロで確定だろ


69:名無しの偵察機


待ってくれ


70:名無しの偵察機


また数学おじさん


71:名無しの偵察機


 >>68

位置記数法イコール「ゼロがある」ではない


72:名無しの偵察機



73:名無しの偵察機


は?

位置記数法なのにゼロないとかあるの?


74:名無しの偵察機


検証スレ民が「え」で止まるの珍しい


75:名無しの偵察機


少し長くなる

数学史の話になるが


76:名無しの偵察機


ノート用意しろ


77:名無しの偵察機


古代メソポタミアのバビロニア数字を知っているか

あれは60進数の位置記数法だった

でも長い間ゼロが存在しなかった


78:名無しの偵察機


ゼロなしで位置記数法やれるの?


79:名無しの偵察機


 >>78

やれる、ただし困る

「2」と「20」と「200」の区別がつかない

文脈で判断するしかなかった

同じ記号列が、文脈次第で「2」にも「120」にも「7200」にもなる


80:名無しの偵察機


文脈でって


81:名無しの偵察機


後期になってようやく空位を示す特殊記号が導入された

しかしそれは「値としてのゼロ」ではなく「空位の印」だった

間に何もないですよ、という区切り記号

演算対象としての数ではない


82:名無しの偵察機


区切り記号と数の違いが分からん


83:名無しの偵察機


 >>82

値としてのゼロを発明したのはインド

ゼロが単なる空位ではなく、数としての意味を持つ

1から引いたら0、2から引いたら-1、という演算の対象になる

これが現代の10進数の祖先になった


84:名無しの偵察機


予告通り数学史だった


85:名無しの偵察機


検証スレいつもこう


86:名無しの偵察機


2000年前の人類すごくね

ゼロなしで位置記数法やってたの頭バグる


87:名無しの偵察機


つまり位置記数法には少なくとも三種類ある


ゼロなし(バビロニア前期)

空位記号あり(バビロニア後期、マヤ)

値としてのゼロあり(インド、現代)


どれも位置記数法として成立する

「ゼロがあって当たり前」は、我々が現代人だから持っている感覚だ


88:名無しの偵察機


あって当たり前じゃなかった


89:名無しの偵察機


ゼロって人類の大発明なんだな


90:名無しの偵察機


 >>89

インド人の勝利


91:名無しの偵察機


で、石窟数字の位置固定型記号

先頭に立たない

これはこの三種類のどれにも当てはまり得る

空位記号なら古代メソポタミア後期型

値としてのゼロならインド型

どちらかは、まだ分からない


92:名無しの偵察機


分からないんかい


93:名無しの偵察機


 >>92

観察と論理で行けるところまで行くのが検証班だ

現時点で言えるのは以下


1. 加算記数法ではない(論理的にほぼ排除)

2. 位置記数法である(消去法)

3. 位置固定型の記号はゼロ類似の役割を持つ可能性が高い

4. ただし値としてのゼロか、単なる空位記号かは未確定

5. 基数は未確定


94:名無しの偵察機


進展してるんだかしてないんだか


95:名無しの偵察機


 >>94

加算か位置かの二択は決着した

これは大きい


96:名無しの偵察機


で、基数は何進数なんだ

10種あるから10進数だろ普通


97:名無しの偵察機


 >>96

それも慎重に考える必要がある


10種の記号が全部桁に使われているとは限らない

一部が特殊用途(区切り、符号、単位等)の可能性も残る


基数を確定するには、具体的な多桁の数列を追って

桁の繰り上がりがどこで起きるかを観察するしかない

コーパス観察なしでは分からない


98:名無しの偵察機


結局語学ニキ待ちか


99:名無しの偵察機


 >>98

あいつが次に何を見つけるかに依存する

壁画の中に通し番号のような構造があれば、そこから基数が取れる


100:名無しの偵察機


通し番号なんてあるのか


101:名無しの偵察機


 >>100

古代の台帳文化だ

物品の一覧に通し番号を振っていてもおかしくない

語学ニキがそれを見つけるかどうか


102:名無しの偵察機


待つか


103:名無しの偵察機


そういう時の検証スレだ


104:名無しの偵察機


議論は続ける

材料が増えたら判断が変わる

検証班の鑑


105:名無しの偵察機


それまで石工おじさんの壁画彫り深さ測定の続きでも待つか


106:名無しの偵察機


 >>105

地味な話題に戻るのか


107:名無しの偵察機


検証スレの平常運転


108:名無しの偵察機


今日のまとめ

・加算記数法は論理的に否定

・位置記数法で確定

・ゼロの有無と基数は未確定

・語学ニキの次の配信待ち


109:名無しの偵察機


まとめてくれる人ありがとう


110:名無しの偵察機


数学おじさんも乙


111:名無しの偵察機


数学おじさんはこのスレ常駐なんだろうな


112:名無しの偵察機


 >>111

必要な時だけ出てくるタイプ

普段は名無しで混ざってる



最後まで読んでいただきありがとうございます。

22話へどうぞ。

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― 新着の感想 ―
0は本当に世紀の大発明だよ…… 10種類だから10進数じゃない可能性は普通にあるよね。時間表記とか12進数だし
ローマ式の7種で1000まで対応していて石窟を倉庫にして壁面に在庫管理を行う程度の文明だから、1万や10万個以上の収集品が存在しなかった可能性もあるんじゃ…?
この物語書けるの凄すぎる 僕も読んでて楽しかったです! 検証も株も冒険も色んなことが同時に起きててめっちゃワクワクします!
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