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『羽衣伝説』を考えてみる 「昔話・おとぎ話の伝承とは・・・」

第57話目とての投稿作品は、お題「天女の住む時計台」に対して書いた『エッセイ作品』です。

 昔話・おとぎ話に『羽衣伝説』があります。


 天女が地上に舞い降り、羽衣を隠されることで起こる物語でしたか・・・


 この『羽衣伝説』は日本の文化や神話に深く根付いており、今なお多くの人々に愛され続けていますが、天女は羽衣で空を飛び天に還るのだそうですから、何とも現実離れしたファンタジーです。


 このファンタジーなお話って、いったい誰が考えたんでしょうかね~


 文明も発達しておらず、識字率も限りなく低くて、娯楽何て殆ど無いであろう遠い昔に、まるで現代の『ライトノベル』のファンタジー小説ような、現実にはあり得ない夢物語のようなお話が出来て、ず~っと伝承されていたことに驚いてしまいます。


 もしかすると、新進気鋭のラノベ作家さんが、運悪く?次元の狭間に転落でもしてしまい、1000年もの時を超え、過去に辿り着いた結果なのでしようかね~


 そんな空想や想像をしていると、何だかとても楽しくなってきますね~



 昔話・おとぎ話の『桃太郎』に出て来る『鬼ヶ島の鬼たち』だって、外国から渡来した船が難破・遭難してしまい、仕方なく船が座礁した島に上陸しつつ避難をし、暫く島に住んで救助を待っていた、帰る方法を模索していたんですよね。


 そして残念なことに、言葉が通じないし肌の色も違うし体格も凄く大きかったことから、上陸避難した島の周辺に住む住民たちと上手くコミュニケーションもとれずで恐れられてしまい、何時の間にか『鬼』にされてしまったのが、リアルな悲しい現実だったのでしょう。


 おまけに遭難者たちからみれば、『桃太郎』は話し合いのために島を訪れたのではなく、問答無用とばかりに『鬼退治』と称して、刀で武装して部下を引き連れ襲撃して来る、殲滅戦を仕掛けて来た訳ですから・・・


 たぶん真面な武器も無いのですから、仕方なく難破船の船体材木を利用した『棍棒』等その場にあるものを使って、必死に応戦したのでしょう。



 きっと『羽衣伝説』的な昔話・おとぎ話も同様で、急に訪れた渡来人の商人たちの服装が、不思議な光沢も有りとても美しくて、まるで『天女』の如く神々しかったことで、もしかすると、『天女』に対して勝手に信仰心が芽生えだり、よろしくない感情を抱く者も居たりして、欲望渦巻く修羅場と化したのかも知れませんよね~。


 渡来人の目的が異国の優れた服などの商品販売だったとすれば、宣伝効果も考えた装い・いでたちだったのかもって、想像してしまいます。。


 そうなると、現地の方たちの着ていた麻など植物由来の服とか、動物の毛皮の服とは全く違ったもので、洗練された素敵な光沢のある美しい絹の服で着飾った、見目麗しいお嬢さんも居たのでしょう。


 現地の方たちは、身振り手振りによる物々交換とかで、ある程度は交渉はしてみたものの、都合よくは美しい絹の服が手に入らないし、中々譲ってもらえなかった。


 そして、どうしても美しい絹の服が欲しい着てみたい、コッソリ都に出て売れば儲かるかもしれないなどと、ついつい欲を出す輩が現れるようになってしまった。


 ついには我慢できずに洗濯をして干してあった絹の服を、コッソリ盗んでしまった輩までもが現れたってところなんでしょうね。


 当然の如く盗めば直ぐにバレますから、絹の服を盗んだ犯人は、お互いの信頼関係を築くための見せしめとして、犯罪者としてある程度は重い罪を負わされたことでしょう。


 そして今も、その天女の末裔たちが、故郷に帰らずに大勢残っており、港町で貿易業・海運業を何代も営んで商売繁盛していて、大海を見下ろす高台の建物、通称『天女の時計台』に居を構え住んでいる。


 そんな天女と周辺に住む住民たちとの交流の始まりが、伝承としてず~っと語り継がれ、昔話・おとぎ話として少し美化されつつも、盗みや犯罪に対する戒めも含めて『羽衣伝説』として、残っているのかも知れませんよ。

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