我が写真人生は『薔薇色』では無かったようだ 「フイルムカメラ時代のデジタル化した薔薇の写真を探してみた」
第18話目とての投稿作品は、お題「薔薇色」に対して書いた『ノンフィクション作品』その1です。
カクヨムコンテスト10【短編】の企画、「お題で執筆!! 短編創作フェス」の今回のテーマは、『薔薇色』なのだそうだ。
ネットで【薔薇色】の意味と由来は?ってチョット調べてみる。
【薔薇色】は、薔薇の花の色を思わせるあざやかな赤の色名です。「そうびいろ」または「しょうびしょく」とも読まれます。
色名としての【薔薇色】は、明治以降に作られたものです。また、薔薇にはさまざまな色がありますが、【薔薇色】という色名は、赤系統の色だけを指しています。
等々の記載があった。
薔薇色か~、薔薇の花を写した風景写真ってあったかな?って思いつつ、フイルムカメラ時代に大量に撮影したネガフイルムやポジフイルム(リバーサルフイルム)、気に入った風景写真についてはフイルムスキャナーで取り込みデジタル化してあるので、早速、パソコンで閲覧して『薔薇色』な薔薇の写真を探してみた。
200ギガバイト近くも、デジタル化した写真データがあるのだから、確認するのも中々大変だった。
我が家の庭にも深紅・ピンク・黄の大輪の薔薇や、濃いピンク色で小さな花が群生で咲く薔薇があったりするので、それなりに写した写真があるかと思ったのだが、残念ながらデジタル化した写真データの中には、薔薇の花が写った写真は1枚も無かった。
考えてみれば、フイルム写真のデジタル化をしたときに、薔薇の花をデジタル化した記憶自体が無いのだから仕方がない。
元々デジタル化したフイルム自体が、ほんの僅かな一部だけなのだから・・・
彼方此方の公園等の薔薇園で撮影した覚えはあるものの、今更、保管箱の中に大量にある、古いフイルムをチェックしてまで『薔薇色』の薔薇を探す気にもならないから、ここで諦めた。