女子大生人売会 Ⅲ
その薄暗い室内には白い下着姿の女性たちがいた。そして腰辺りには商品名と番号が書かれた値札シールを貼らされておりそして逃げられないように手足には逃亡防止として手枷を着けられており更にはこの場所がどこなのか分からないように目隠しとしてアイマスクを着けられていた。女性たちは「お家に帰らせて…」「お父さん、お母さん、助けて‥・」「怖いよぉ‥‥」と泣いていた。
時刻は23時55分、もう少しすればある会が始まる。その会が終わればこの場にいる数十名の女性たちは誰1人欠けることなくこの場から居なくなる。かと言って元の住んでいた家に帰れるというわけでもない。その女性たちが辿り着く場所は生き地獄と呼ばれてもおかしくない場所である。そこで幽閉されそして2度と日の明かりを目にすることなく死を迎えるのであった。だが彼女たちは何が起きるのかは知らない‥‥。
その1人の女性は数日前バイト募集の広告を見て昨日友人とある場所で行われた食事交流会に配膳係として参加していた、だがその帰り道に人通りの少ない道を通っていた時にいきなりスーツを着た男性に突如後ろから襲いかかって来てそのまま叫ぶことも抵抗することも出来ず黒のワゴン車に乗せられた。そしてこの場所に着く頃にはアイマスクを着けられおり、車から強引に降ろされそのまま店らしき中に入られしばらくすると再び何かに乗せられそのまま下に降ろされた。そして着いた目的地にていきなり着ていた洋服を剥ぎ取られた。上着もズボンも、ブラジャーもショーツも‥‥。そしてすぐさま代わりの下着を着せられ、そしてそのまま「ここで大人しく待っていろ」背中に硬い何かを突き付けながらそう告げてから1人の女性を室内と思われる場所に入らせた。そしてしばらく進んだ後にギィィィィ‥‥と重そうなドアを閉めてそしてガチャと施錠をしたのでおそらくここから出られないだろう。そしてすぐに気づいた。この場には他にも何人者の女性たちがすでにおり、恐怖のあまり泣いていたり、「誰か、助けてよぉ…」と今にも泣きそうな声でそう呟いている者もいたのであった。
その後も1人、また1人と次々と女性らしき人がこの室内に入って来てたった1日だけでおおよそだがこの室内には30人ほどの女性がいるのであった。何人かはここから逃げ出そうとも考えたが手足には手枷が付けられたりアイマスクで今ここがどのような場所かが分からないためどうやってもここから逃げ出すことは不可能だった。この室内にいる女性たちはまともな食事を与えられなかった。何せ最低限の栄養補給として口の中に強引に美味しくもないカロリーバーを無理やり入れられ、飲み物の水なんて女性の飲み込む速度なんてお構いなしに強引に飲まされた。それはまるで女性たちを最早人として見ていないようなただの流れ動作のようであった。
その後も同じような時間を過ごしている内に誰もが日付が変わったことに気付かず10月8日から10月9日に変わっていた。それと同時にギィィィィ‥・と重い扉が開いた。そして室内に入ってきた1人の者がこちらに向かって来る足音が聞こえた。そしてその女性の近くにいた1人の泣いている女性の腕を強引に掴み「こっちに来い」と無理やり引きづりだしそのまま連れて行ったのだった。その女性は「やめて! やめて下さい!」と泣きながら訴えるもその者は聞く耳を一切持たなかった。その後数分ごとに1人、また1人と同じように無理やりこの室内から連れ出していき、そして何分経ったのか分からない所でとうとうこの女性も他の女性と同じように無理やり腕を掴まれそのまま強引にある場所へと連れて行くのであった。
アイマスクを外されるとそこにあったのは煌びやかなで大きい室内会場だった。まるで結婚式パーティーで使われるほどの広さの場所だった。そしてその大きい複数のテーブルの周りには4~5人の男性が座っていた。そしてその傍には女性、恐らく先ほどまで監禁場と思われる室内にいたと思われる女性達がいたのである。その女性たちはあろうことか隣にいる男性から肩や腕、太股を舐め回すように触っていたり胸やお尻を他の人たちに見せびらかすように堂々と触っていた。女性たちはこの行為を受けて今にも泣きそうであった。そんな中隙を見せて扉に向けて逃げ出そうとしている女性がいた。だがその直後その体に電流が流れた。そして扉近くでバタンッと倒れたのだった。
「‥‥と、このように商品が逃げ出そうとすれば首輪に施している強力な電流が流れて動くを完全に止めます。まぁ死なない程度で設定していますがご希望があればもっと強力な電流が流れるように設定を行います。
まぁ、それは後程として、それでは引き続き『女子大生人売会』13回目のオークションを行います」
司会者と思われる男性はそう言うのであった。
「さて、それでは商品№13のオークションを始めます。この商品はプロ術者の娘で両親とは良好、そして有名大学に通っており、この肉体は見ての通り未発達ですが将来性は大いに期待できるかと。その証拠に胸部はそれなりにあるため沢山揉めば揉むほどマシュマロのように柔らかくなるでしょう。そしてこの商品も当然処女なので無知な商品に様々な遊びを教えれば購入者を大いに楽しませられるかもしれません」
等と司会者が流暢に言っている間にも多くの男性に見られているこの女性は今すぐにでも逃げ出したかった。何せその後も個人情報で身長や体重、そしてスリーサイズもバラされてしまったのだ。こんな醜態に晒せれ耐えられる女性などいない。だが遠くから黒いスーツを着た屈強な男たちがこちらを見ているため逃げるに逃げられなかった。そして、
「ではオークションスタートします。始めは1万から!」
そうして3万、5万、7万、10万‥‥と次々と男たちが金額を言い続け、そして‥‥
「30万! 30万以上はいませんか!? ‥‥‥ではこの№13は15番の札を上げているそちらの方が購入となります!」
そうしてその女性の元へ先ほどの男性が傍に来たのだった。その男性は肥えに肥えた者で例えるなら豚か何かだろうか。「グヒュュュ‥‥今日からお前は俺様専属の性奴隷だ」と体のあちこちを触りながら囁くのだった。その後は関係者が手足の枷を外し、すぐさま首に新たに枷を嵌められそのままこの男の座っていたテーブルに連れてこられるのだった。
「それでは続きまして商品№14の登場です!」
司会者がそう言い、黒いスーツの男に連れてくるよう指示したのだが、どういうわけか何分経ってもその商品である女性が現れなかった。その事に観客席にいた者もザワザワとし始めたのだった。「おや、どうやらトラブルでしょうか? まぁこういう事はたまにありますがしばらくすればこちらに商品が姿を現すのでもうしばらく‥‥」と司会者がそう言いながら観客席にいる者を静かにさせようとした。が、それと同時に先ほどまで女性がいた場所に1人の屈強な男が突如吹き飛ばされて何度もバウンドをしながらそのまま転がり続けた。その男は全身に何かに切り刻まれた痕がいくつもあり、そしてすでに意識を失っているためか起き上がることはなかった。
そして屈強な男の後に現れたのは帽子を深くかぶり男性ものの上着とズボンを着ている美少年のような人物であった。そして手には水か何かで出来た透明色の鞭を持っていた。そしてこう告げた。
「この場にいる下賤な人間は全て皆殺しとする」
それはまさに悪魔のような一言だった‥‥。




