またもやあの少女が探って来ました
―今日は平和な仕事。だが、そんなある日ハトバに怪しい奴が来た。マスクとサングラス、コートを着ている少女がいた。
「今度こそ、調べてやるわ女狐……」
彼女の名前は―峰岸麗子。クラスメイトの中丸弘に好意を抱いていた。しかし、彼がセレナに好意を抱いていたことに嫉妬していた。(詳しくは『勘違いするほど何かがずれていることがいまだ気付いてない様子です』を見てね)
「もしかしたら女神ということを偽っているかもしれない、今度こそ幻滅してやるわ!」
麗子はこっそりと窓から見た。
そこには、セレナが優しく接客していた。
「以外に普通にやっているのね……、って、騙されたらダメよ私! 最後まで見てやるんだから!」
麗子はしばらく見ることにした。
その頃セレナは、休憩室に入った。
「…………」
セレナは何やら深刻そうな顔をしていた。
「? セレナさん、どうしたの?」
そこへ、元春が来た。
「元春さん。実は何やら視線の気配がして、気のせいでしょうか……?」
「う~ん、気のせいじゃないかな?」
そこへ……。
「団長、ちょっといいですか? ……? どうかしましたか?」
「エリーゼさん」
エリーゼが休憩室に入ってきた。
「実は、何やら視線があるような気がして」
「視線……」
これにエリーゼは何かを察した。そして、休憩室から出て行った。
「エリーゼさん?」
「どうしたんだろう?」
二人は首を傾けた。
その頃、麗子は……。
「とりあえず、今はいないですが最後まであの女狐を見ないと!」
すると……。
「やっぱり、貴方でしたか」
そこに、エリーゼが来た。
「! あああああ! アンタは女狐のの部下!」
「誰が女狐の部下ですか! 団長の部下です!」
エリーゼは叫んでツッコんだ。
「ウチの団長をまた様子見たんですか?」
「あの女狐は女神らしくしているけど、騙されないわ! 今度こそ、幻滅してやるわ!」
「団長は人に優しくしている方ですよ! そんなことさせません!」
するとそこへ……。
「何やっているんだ?」
「元春さん、こいつがまた覗いて……」
「え? の、覗き?」
これに麗子はやむを得なかった。
「今度こそ、いつかあの女狐を幻滅してやるわ! 覚えてなさいよ、女狐の部下!」
麗子は逃げた。
「誰が女狐の部下ですか! 斬りますよ!」
「…………どういう状況?」
結局はまだ誤解は解けない様子。誤解が解くのはまだ遠い様子だった。