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オマケシリーズ 第一弾
『ショート一話 御子柴元春の日常』
―御子柴元春は忙しい。ハトバの店長になったとはいえ、時には町内会もやるときもある。
「参ったな、これは……」
町内会からの報告―回覧板である。
彼の地区は班長になっていた。そんな彼は仕事でも忙しかったのだ。
「ええっと、町内会の費用を集めて、それから……」
電卓を使い、町内会の集金を計算していた。
そんな彼は朝早かった。ハトバの仕事には、準備がある。
それは、ハトバの他店舗からの報告、更にお金の計算などは、彼一人でやっていた。だが今回は、セレナやエリーゼが、計算をしていた。
「それにしても、毎日こんなことするなんて大変ですね」
エリーゼは言う。
「もう、慣れたからね」
彼は店長として、責任をもってやっていた。そして、仲間と共に働くのだった。