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城ヶ崎の奇跡  作者: 古村桂太郎
1/1

城ヶ崎の奇跡(その1)

「パチパチパチパチ・・・・」

不揃いな拍手の音で、それは終わった。

けんじは、希望に満ち溢れていた。

―本命の人とマッチングするとは―

お互いの気になった番号が主催のテーブルで出会う。


これから薄い雪が降り積もりそうな、静かな山々に囲まれたうっすら暗い盆地の中で、けんじは雲まで届くような解放感を抑えた。

やっと、ここから始まる。始めなければいけない。これからの、そしてこれまでの自分の為に。

大阪からここに出てきた距離を、時間と覚悟の量で計ったとき、この成功は成し得ないといけないものだと思った。スタートラインに立てた瞬間だった。


けんじはさっそうと車に乗り込み、エンジンをかけた。そろそろ、クーラーはいらない季節。小さな公民館の会場を背に、早くもパーティーを振り返る。午前から始まり、日が沈む少し前までの長い催しだった。形式的な自己紹介から、お昼のバーベキュー、バスを使った開催地域の観光、そしてお茶会と称したフリータイムでの今度は実質的な自分の紹介と参加者たちとのふれあいだった。

そして最後のマッチングの時間。彼は意中の女性と手を繋ぐことができた。

しかし彼は余韻を楽しむというより、記憶を確かなものにする大事な作業だった。振り返るというよりまるで復習するかのように。

車の外の景色がみるみる暗くなっていく。清閑な風景がただ闇の中へと移る。

けんじは考えすぎるのが難点だった。考えることを第一とするため、目の前で起きる大事なことに気がつかない。この日もそうだった。


若田祥子は口元に少し笑みを浮かべて、帰り際の公民館の中、何人かの男性と対峙していた・・・・。


すっかり辺りは暗くなり、いつもの風景に戻る。夕御飯のことを考えないと。

家に着いたけんじはまず早速今日出会った祥子にメールを出した。

「今日はマッチングが出来て大変嬉しく思っています。次の機会を作りたく、お返事をお待ちしています。」

はじめて出した記念すべき最初のメール。彼は興奮がまだ幾分か覚めやらず、夕食も取らずにメールの返事を待っていた。

彼は、3年前に転職して大阪からここに来た。



富士山をすぐ近く、壮大な景色であろう山林の道の途中に、老人福祉施設があった。富士山ということで勿体ぶったうたい文句が売りの、その大きな老人ホームに大阪ナンバーの車が入っていく。

浮かない顔のけんじは、エントランスの横手にある職員通用口へ向かう。白衣に着替えると厨房の野菜仕込み室へ。献立表に沿った適確な切り方で次々に野菜が刻まれていく。

調理の仕事には、野菜を刻む包丁の技術、食材を焼いたり揚げたりする調理、味付けの正確さ、盛り付けの技術やセンスなど、多岐に渡る能力が要求される。ハイカラなメニューが一般化されていく現代では、知識量も増え、時代性も鑑みていくことが必須だ。

けんじは、どちらかといえばオールラウンドプレイヤーだった。そつなくこなすタイプで、彼の、味付けは評判が良かった。

野菜に集中している時ふと、声がかかる。

「どうだった?婚活は。」

気の知れた職場の友人。けんじは返事を次に回してまな板に集中する。

「うまくいったんだろ?お前さんならうまくいくよな。なぁ、おじさん。」

褒めるような言葉と感情的になる表現を交えて、返事を促した。そうすることで更に憮然としたけんじだが、内心穏やかに。

「ああ。婚活はうまくいったよ。マッチングした。それも理想の人だよ。うまくいったと思ったよ。でも、メールの返事が返ってこない。」

「どういうこと?マッチングしたんでしょ。なぜ返事が来ないの?」

「分からない。うまくいったと思ったが、うまくいかなかったみたいだよ。何がなんだか、さっぱり見当がつかない。」

返事がないのが、ただ単に相手の性格がルーズなだけなのか、帰ってみて冷静になった途端、思い直して我に返ったか。いろいろ考えたが、けんじは思い出した。

「そういえば、帰るとき、男たちに囲まれていたな・・・・」その時の彼女の表情も憶えている。戸惑いと嬉しさが交ざり合った、愛らしくも、しかしどこか勝者の眼差しがあった。はじめて体験する甘いひととき。そんな感じを受けてそれを横目にけんじはひとり退散したのだが、理由がなかった訳ではない。

彼女は、「南アルプス市」出身だと言った。外見も中身も、田舎の女の子である。はじめて見知らぬ男性に囲まれて、どうすればいいか困惑するにきまっている。ただ、困らせてはいけない。イベントが終わり、早く帰りたいと思っているに違いない。この場は去るのが賢明だと思った。それに、自分には彼女の名刺があった。選ばれた者だけが手にできるスタートの許可証。もはやアドバンテージはこちらにある。次の機会を設けて紳士的に接するのが優しさだと思った。


静岡県は東西に長く、西の浜松や中央の静岡市と、東の富士山のふもとの町とでは気候が大きく違う。温暖な印象のある静岡だが、ここは、世界が違った。

長い一日の仕事を終え、黒い大阪ナンバーの車に乗り込んだ。仕事後、しばらくは体温が上昇したままだ。しかし家路に着くころには気温の下降とも相まって急激に寒さを感じる。「ここに、秋という季節はないのか」そんなことを思いながら、もう一度彼女のことを考える。

若田祥子。美しい人だった。美しさにもいろいろあるが、純粋無垢な感じがした。世間知らずとも取れる。田舎風だが、どこか冷たさも感じた。容姿端麗という程ではないが、整った顔立ちと色の白さが印象に強い。人見知りの強そうな振る舞いだった。あまり話をしている様子はなく、自分との対面の際も、淡々と、言葉少なだった。ただ印象に残ったのは「南アルプス」という響きだった。

そのどれもが、けんじにとってこの上ない魅力の所以であった。誰にも開いたことのない小さな心の宝箱を、ゆっくり、ちょっとずつ、開けたい。開けてみせようぞ。

そんなことを思いながら夕食の支度、洗濯を同時進行。しかし、彼女からのメールの返事は届かなかった。24時間が過ぎた。

いよいよ返事が無かった。気分が急に沈む。どこか、楽観している自分がいた。だって、手を繋いだもの。あの時の手の感触と彼女の顔、笑顔だった。恥ずかしさの中に、目は笑っていた。おとなしいのに、両手で、しっかり伝えてくれた。・・・・はずだったが。人間は楽観的なときは楽観的だが、悲観的になるとたちまち悲観的になる。その時だった。

玄関のインターホンが鳴った。けたたましく鳴った。やっぱり来たか。

「よう。婚活君。返事は来たかい?」

「今忙しい。帰ってくれ。」

と言いながら、外は寒いので中へ招き入れた。

彼は仕事仲間でありながら友達だった。けんじがこっちへ来てはじめての友達。3年の間に、友情は骨の髄まで染み渡っている。

「わざわざ、慰めに来てやったのによ。でもまあ、連絡先を交換できたんだから、たいしたものだよ。」

「慰め?。」

もうそんな状況なのか?それとも自分の顔に諦めの文字が浮かんでいるのか。

「ひとつ誤算だったのは、帰りがけに彼女を見たとき、周りに男たちがいたことだな。それなのに俺は帰ってしまった。その時点で、俺は後手に回ってしまったんだよ。下手すると、あの子は他の男とすでに約束を取り付けたかもしれない。恋愛は先手必勝だよ。うかつだった。」

言いながら、少し後悔の念が身体にまとわりつく。言葉は、心の中を客観化してそれが自分の耳に入る。自分で話した言葉に自分で納得するのだった。

「まあでも、まだ分からないよ。とりあえずは返事を待つしかないな。向こうも気に入ったのだからそのうちメールが来るよ。大丈夫だよ。気は心だ。」

気は心の意味がよく分からないが彼のよく使う言い方で、冷やかしに来たつもりが、本当に慰めるような事になってしまっていた。

「ま、早く飯を食えよ。もう少し付き合ってやるよ。」

「なんだか嬉しそうだぞ。おい。」

二人は部屋を出ていつもの道の駅へ向かった。星空の下、不惑の二人組はまた夢の汽車へ乗った。

若田祥子から返事が届いたのは、その数時間後の朝だった。



「先日は有り難うございました。また杉本さんとお茶できれば嬉しいです。ご連絡をお待ちしています。 若田」

けんじはすぐさま返信した。

「おはようございます。返事ありがとうございます。そうですね。あまりお話ができなかったので、ゆっくり、食事でもしたいと思っています。若田さんは、都合の良い日などありますか?」

けんじは考えるより先に送信ボタンを押した。これより他に文は思い浮かばない。まずは会う約束から。メールで会話を楽しむのはその後だ。文言でのやりとりはお互いの素性を知らない内だと思わぬ誤解を与えてしまう。そのせいで弱気な誘い文句が並び、時間がかかる気がした。まずは大事なことを伝えるべきだと強く思った。会いたい――


大阪ナンバーの黒い車、7人乗りのミニバンが老人福祉施設「富士の泉」に入る。県下最大の敷地面積を謳い、複合的な介護システムが常設され、ハード面での特化を掲げている。そんなよそゆきな会社に、今日も出社だ。

思いは伝えた。だがすぐに返事が返ってくるとは思えない。熟考するだろう。待ちのスタンス。苦手ではない。むしろ大人の対応を見せるチャンスだと自分に言い聞かせた。恋愛に焦りは禁物だ。重要なのはタイミング。

思いながら野菜のカット。この日は夕食の調理の担当者だった。考えは一旦やめて仕事に専念する。「今日は八宝菜か。」


夕食の仕度も終わり、落ち着いた頃、けんじは上司に呼ばれた。

「杉本君、ところで近々本部の人事課から話があるかもしれない。昇進だとしたらやる気はあるかね。」

「え?異動ですか?」

「正式決定ではないから他言はだめだよ。うちの系列グループにリハビリ型の老人福祉施設があってね。そこの調理責任者。リーダーだよ。」

「リーダーですか!はい。気持ちはあります!」

運気というやつなのか。身体の信号はもちろん青。

「施設の場所は隣の町だよ。ここからもそう遠くはないよ。とにかく、呼ばれたらじっくり話を聞いてきてよ。」

「はい。ありがとうございます。頑張ります。」

鼓動は瞬間の中から生まれた。


大阪育ちのけんじにとって、最も実感する田舎暮らしの違いは、空気だった。都会では味わえない新鮮な緑の匂い。彼は胸一杯に空気を吸った。辺りは暗く、日はとうに沈んでいる。それでもやはり吸う息は美味しかった。

車に乗りこみ帰路につく。山の中腹にある施設への通勤には長い勾配があった。帰り道は下り坂。エンジンブレーキが必要な為ギアを下げる。ドライブモードからマニュアルモードへ。

けんじは新しい胸の響きを知った。この地へ来て3年余り、これから4度目の冬を迎えるところだ。そろそろ、変化が欲しかった。成功を描いてきたわけではない。目的や使命があるわけでもない。ただ、生きる為に、次の日を迎えることの実感を味わいたくて、感じる為に、ここにいる。

その、生きることの実感の為に、変化が必要だった。タイミングは内部の燃焼と突然のスポットライト。同時に見えた光。彼は再びギアをDレンジに入れた。下り坂を一気に駆ける。「何としても若田祥子を手に入れる」


ペースを乱すのは若田祥子の返信の遅さだった。待てど待てど返ってこない。

仕方なくけんじは次のメールを出した。日時を指定して待ち合わせ場所は相手に委ねた。

すると、今度はすぐに返事が返ってきた。その日は都合が悪いという、断りの返答だった。いよいよ祥子が分からなくなってきた。いや、そもそもはじめから縁などなかったのかもしれない。しかし――

これまでのけんじであればこの時点で諦めていたかもしれない。素っ気無い返事は彼のプライドを傷付ける。自身のことを打算的な思考をするタイプだと思っている。

だが今の彼は、また別のプライドが新たに芽生えていた。仕事のチャンスから得るプライド、婚活パーティーで意中の人を射止めた自信、そしてひとり異国の地で生活をし孤軍奮闘の毎日を送っているという自負である。

けんじに引くという発想はなかった。しばらくは様子を見て、タイミングを伺う。このジレンマに似た感覚はプライドなのか恋なのかよく分からなかった。


冬の富士は美しい。初冠雪を迎え、高さと雄大さを誇るこの山に神秘性が加わる。完成された日本の最大の芸術は、冬を告げた。

若田祥子と出会った婚活パーティーから、1か月が過ぎた。

けんじは何度か誘いのメールを送った。しかし受信されるメールの度に辛辣な言葉が並ぶ。彼の頭を支配するのは別の男性の影だった。「きっと、男がいる」


仕事を終え、老人福祉施設「富士の泉」から帰路へつく。辺りは暗い。暗い田舎道は、ただただ暗い。暗いだけである。

そこへヘッドライトが小鳥を捉えた。車の前を華麗に横切り残像を連続写真のように運転手に残す。「鳥か。はじめて見る鳥かな」小鳥はさほど珍しくない、広く生息するヤマガラだったが、けんじには新鮮に写った。

ここは、大阪じゃない。そうだ、ここは大阪ではない。初めて見る景色に心を奪われた時のように、初めて踏み入れた異国の大地を確かめるように、ゆっくりじゃないとだめだ。ゆっくりの中に自分のペースがある。時間を動かすのは自分自身でなくてはならない。もう少しゆっくりと、僕が考えよう。今は、いつだ?今は、何だ?心の中にある鏡を、そっと覗いてみよう。

深呼吸をひとつ。夜は、暗い。そして、寒い。外灯も届かない暗闇の中で彼は空を見上げた。そこには無数の冬の星座が配置していた。


休日の日だった。

知り合いも身寄りも誰もいないこの地へやって来たけんじは、ひとりを楽しんだ。夢から目覚め、支度を済ませるとこの日は買い物に出かけた。服が欲しい。CDが欲しい。気持ちを満たす為に身体を動かした。

一人の時間が楽しかった。仕事が休みの日の本当の一人の時間。遠く実家を離れ自分で掴んだ孤独。自由さと孤独さは共通点が多いと考える彼が、今日求めたのは自分らしさ。気分を変えて、一人ぼっちになって、また帰ってくる。携帯電話を部屋に置いたまま、相棒のトヨタ、ウィッシュに乗り込んだ。


白っぽいベージュ色のコートが入ったブランドものの手提げバッグを抱え、店舗が並ぶショッピング街を歩いているとふいに雨が降りだした。買い物にも満足し、次の目的は食事。車に乗るとそこからは雨のドライブになった。好きなものを買い、好きなものを食べる。けんじは山中へ車を走らせた。

山中湖のほとりにある食堂へ行き、ほうとうを注文する。届くまでの間、考えた。これから何を考えて生きていくか。どこを見定めて行動するか。そして、どのようにして、逆転するか。

何をもって成功なのか、逆転なのかは分からない。ただ、けんじは大阪に帰るつもりはない。ここにとどまることが意味があり目的になるはず、きっと見つかる。考えながら、かぼちゃをゆっくり口へ移す。みそ仕立ての汁に豚肉、かぼちゃ、熱々の鉢一杯を、相性の良さを身体に覚えながら、幅のある時間を楽しんだ。

雨の音を聞きながら、帰りの山道を走る。部屋へ戻った時には頭の中は明日の仕事。身体は寒い。もう冷えている。たった一瞬で現実に返った彼は携帯電話を探した。

若田祥子からのメール着信はまさにその時だった。彼の耳から雨音は消えた。


大きな回転釜にサラダ油が注がれ、玉葱、豚肉が炒められる。そこへ短冊にカットされた人参、白菜、竹の子、椎茸が投入され釜の中で炒める。味付けをし、中華風のスープが釜の中に注がれる。あらかじめボイルしてあるエビ、ホタテ、うずらの卵が入り、片栗粉でとろみをつけ最後にゴマ油を振り入れる。

一つの大きな釜の中で作られる300人分の八宝菜。何度も何度も作ってきた中華料理の定番メニュー。大量調理施設の調理員として、けんじはキャリアは豊富だ。この日は少しオイスターソースを加えてみた。

調理が終わった後は翌日の野菜の仕込みがあった。明日の献立は主菜が筑前煮。根菜類を少し厚めの銀杏切りにしていく。

「ところで、最近婚活の方はどうなんだい?」

仕事が一段落したのか、また例によって友人がすぐ隣に来た。彼にはそろそろ話しておこう。

「それより、実は俺は年明けすぐから異動することに決まったんだ。」

「異動だって?年明け?もうすぐじゃないか。いつ決まったんだ?」

異動に伴いリーダー職へ昇格することは伏せてしまったが、突然の知らせに彼は目を丸くした。

そこへ、明日、僕が若田祥子に会うことになったと聞けば、さらに驚くだろう。いや、すでに若田の話は忘れてしまっているかもしれない。それほど、昔のことのように感じられる。

会うのは、明日だ。どれくらい待ったのか。この時間の経過は何を意味するか。2か月のタイムラグ。この長い現象と反応の間の時間のずれはどう解釈するか。

けんじは考えた。考えれば考える程、思えば思う程、時間のずれは消えていく。もはや、昨日のことのように思えた。

けんじはそのまま友人と夕食へ出かけた。詳しく話が聞きたい、とのことだったがいつものように他愛のない話に終始した。異動の件には触れるが明日の事は言わずじまいにした。話してしまうと、夢になってしまう気がした。

彼は友人と別れた後、そのまま帰って寝るのではなく、そこからもう一度車を走らせた。一人の、夜のドライブへハンドルを握る。

夢うつつの状態から現実を実感する為に、アクセルを踏んだ。あと少しで祥子に会う。

国道246号を東京方面へ走る。いくつかトンネルを越え、さらに進み、城山トンネルを抜けると神奈川県に入った。ヘッドライトは先を照らす。さらに先を照らす。どこまで行こう。希望の光は真っ直ぐを描く。今宵の選曲はMISIA「SOUL JAZZ SESSION」夜を駆けるピーターパン。甘い思惑は宙を舞った。


(その1終わり)

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