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3 特別な日
今回で3話目です。これからも頑張りますのでよろしくお願いします!!
今日も平凡で何一つ変わりのない1日だ。
と、思っていた。なのに、今日は私にとって特別な日となる。
放課後、同じクラスの林出くんに誰もいない教室に呼ばれた。
なんだろう。その気持ちで頭の中がいっぱいだった。
ガラガラガラ
しまっているドアを開けると、外を眺める林出くんがいた。
「どうしたの?」
そう尋ねた。すると、私の方に歩み寄り
「ずっと、みづきさんのことが気になっていました。よかったら僕と付き合ってください。」
と真っ赤な顔で言った。
え?告白…?
ドクンドクンッ
と胸の鼓動が早くなり、自分聞こえる。
頭の中が真っ白になる。
パニック状態になった私は、林出くんに何も言わずに走って家に帰った。