表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
中学生の初恋  作者: ネコはん
3/4

2   単純なコトってなに?

家に帰り制服から私服に着替え、いつものようにお姉ちゃんの部屋に向かう。

コン、コンッ。 ドアを2回ノックし、部屋の中に入る。


「いらっしゃい。」

いつもそう言って私を向い入れてくれるお姉ちゃんには14才の頃から カレシ がいて、恋愛において大先パイなのだ。

「今日は、どうしたの?」

お姉ちゃんはやさしいトーンで尋ねてくる。

「あのさ・・・。単純なことで好きになるってどういうこと?」

私はそう訊いてみた。

お姉ちゃんは少し困った顔をし、「う~ん。」とうなってから、

「たとえば、何か困っているときに自然とキュン♡ときて、好きになるってこととかそういうことかなぁ~?」

と言い、そしてつづけるように

「それとも、女の子は少し優しくされたりしたらすぐ恋に落ちちゃうっていう意味の『単純』ってことなのかな?」

と言い、私の方を見た。


「気になる人、とかタイプの子とかいないの?」

と尋ねてきた。


「気になる人」、「タイプ」ね。

私はどんな人がタイプなんだろうな・・・。


でも、結局『単純なこと』の意味はわからなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ