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東方魔人黙示録  作者: 怠惰のあるま
欲は罪?いいえ大罪です。
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反対はしないぜ


豊聡耳達に昔話について文句を言われた。仕方ないじゃん親父の適当さが生んだ昔話なんだから結果は見え透いていたよ。

異変解決という目的で来たのにこんなにも長引いてしまうとはあと気がついたら魔理沙と妖夢も話を聞いていた。


「アルマとアルマのお父さんってそっくりなんだぜ」

「親父に似てると言われても嬉しくないな」


さてひと段落したようだし地底にでも帰ろうかなっと思ったけど魔理沙の家に行こう。地底に住むってこと伝えるのとお世話になったお礼を兼ねての訪問です。

魔理沙はそれを聞いた瞬間先に行ってるぜと言って猛スピードで帰って行った。また散らかしたな。


「そういうわけでまた今度ゆっくり親父のこと教えてくれよ」

「わかった。昔話の件は腑に落ちないからな我が全部教えてやる」

「親父の昔話は忘れてくれよ。それじゃあまたな」


豊聡耳達に別れを告げ俺は魔法の森にある魔理沙の家に向かった。

そういえば別俺だがなんか紫曰く帰ったそうだ。騒がしいやつだったな。

道中何事もなく進んでいたからかすぐについてしまった。家の中からはまた苦戦の声が聞こえた天照の声も聞こえた気がするけどまだいるのかあのニート。

声がおさまったので扉をノックすると疲れきった魔理沙が出て来た。


「お、おかえりだぜ・・・・」

「ただいま。あとおつかれ」


家の中は前よりも綺麗だった。本はある程度片付けられており足場は今回ある。

天照がなんかドヤ顔しているけど気にしたら疲れるだけだから無視しよう。


「な、なんか言ってよ!あからさまにドヤ顔してるんだから!」

「うるさいニート」

「今はニートじゃない!ちゃんと働いてる!」

「信用できない」

「魔理沙〜!アルマがいじめる〜!」


魔理沙に泣きついた天照は頭を撫でられあやされていた。子供だなこいつもそんなことよりも本題に戻らなければ。


「それで魔理沙に話があるんだけど」

「この家出てくってことだろ?」

「なんでわかった?」

「なんとなくかな?けど出て行くことには反対はしないぜ?今は天照もいるから寂しくないし」

「魔理沙・・・悪いな。さて、お世話になったお礼をしますかね!」


俺は台所に向かった。

魔理沙はそんなアルマを見て少し笑っていた。それに気がついた天照は魔理沙に聞いた。


「どうしたの?ちょっと嬉しそうな顔してるけど」

「アルマがまともに自分の意見を言って来るなんて珍しいから変わったなと思っただけだぜ」

「まあアルマって自分より他人って感じだもんね」

「けど変わった。だから反対はしないぜ」

「お母さんみたいだよ?魔理沙」


そういうと魔理沙は笑った天照も笑った。料理をしていたアルマにも話は聞こえていた。

もうちょっと豪華にしてやろうと思ったアルマであった。



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