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東方魔人黙示録  作者: 怠惰のあるま
また会えた。会いたくなかった。
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【常闇の妖怪】


地底に移住することにしたのだが重大なことに気がついてしまった。

それは俺が幻想郷で最初に住んでいた場所に俺の生活用品諸々があるんだった。取りにいかないと......

そして、地上に行き最初の住処である無縁塚に到着したのだが先客がいた。


「.........何故、君いるの?」


そこにいたのは地面を掘り起こしているナズさんであった。


「いたら悪いのかい?」

「いることに関してはいいが無縁塚を掘り返すのはやめろ」

「いやだね、このしたには何かお宝がありそうだから」

「今やってることは死者への冒涜なんだけど?」


俺の意見を無視し、地面を掘る作業を続けた。まったく、聞く耳持たぬってか?これは少し懲らしめる必要があるな。右手を動かそうとしたら変な違和感を感じた。

まるで噛まれている感触であった。視線を移すと金髪の幼い少女が右手に噛み付いていた。俺の視線に気づくと噛み付いていた手を離した。


「はわぁぁ!」

「ル、ルーミア!?ちっさ!お前ちっさ!!何したの!」

「そーなのかー?」

「この喋り方はルーミアだ.........けどなぜ?」


俺の知ってるルーミアは確かもっと身長が高くてすらっとしている長身の女性だったはずだが、今の彼女はチルノやレミリアの様な体型で完璧幼女だ.........どうしたものか。

おっと、その前にやることがあった。


「道先【滅望の最短距離】」


地面を踏んづけると赤い影が出現し、ナズーリンにただ真っ直ぐに赤い道を作りながら進んでいった。その速さに彼女は動くこともできずに赤い影が彼女の目の前までいくと爆音を響かせた。

強烈な爆音にナズーリンは気絶してしまった、俺も耳栓がなかったらクラクラしてただろうな。ルーミアは無事だよ?耳を抑えておきましたから、爆発を見て楽しそうにキャッキャッと無邪気に笑っていた。

本当に子供になってるよこいつ......


「ルーミアなんだよな?」

「わいっ!」


一旦戻ろうか、パルスィの反応も気になる。


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