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東方魔人黙示録  作者: 怠惰のあるま
地獄の閻魔と魔界の王
53/204

【咲き誇る異変の花】


それから何週間か経ち、体の傷は完璧に治癒した。けっこう全力で動いても痛くない。やっと退院(?)です。しかし、入院(?)中は本当に色々とあった。八岐大蛇を倒した後、永遠邸に大馬鹿神がやって来たり、体動かそうと抜け出したら永琳に謎の薬物飲まされるし、てゐにずっとツノ触られ続けられたし、もう散々な療養生活だったよ。

だが、それももう終わる!やっと帰れるんだぁぁ!と思ってたけど、余計なものがついて来ました。


アルマ「何でついてくんだよ!」

天照「いいじゃん!こんな美少女が一緒にいてくれるなんて、そうそうないんだよ?」

アルマ「だまれ腐女子!美少女は魔理沙だけでいいんだよ!」

魔理沙「な、な、な?!」


その言葉に顔を真っ赤にする魔理沙。

魔理沙の反応はやっぱりいいね。可愛いからもう満足です。


アルマ「にしても・・・・ここら辺の花綺麗だな」


気のせいか?この花畑ちょっと違和感がある。


天照「そいえば、そうだね」

魔理沙「あれ?こんなところに花畑なんてあったっけ・・・・」


魔理沙の反応からして、俺の違和感も気のせいではなかったようだ。それに嫌な予感するから、俺は単独で人里に向かった。

人里に着くや否や、里のみんながお祭り騒ぎだ。なんでこんな騒がしいんだ?


アルマ「なんでこんなことなってんだ?」

「あ!アルマお兄ちゃん!」


里を散策していると、里の子供がこっちに近づいて来た。なぜお兄ちゃんと呼ばれているかは、謎だ。


アルマ「よう元気だったか?」

「うん!そうだ!聞いて聞いて!なんかね?急にお花が一気に咲き乱れたんだ!」

アルマ「花が?」


どうやら、異変が起こってる可能性が大だな。そこまで害のある感じはしないんだが、こうもお祭り騒ぎになってるのもどうかと思うんだ。とりあえず、神社に行ってみるか。


博麗神社の階段を上っていると、鳥居のところに霊夢が立っていた。何やってるんだ?と思いながら鳥居に近づくと、急に霊夢が叫んだ。


霊夢「これは異変よ!!」


今までにない程の声量で叫んだ霊夢の声が境内に響き渡った。そして近くにいた俺の耳の中にも響き渡った。耳鳴りと言う形でね?


アルマ「み、耳がぁぁぁぁぁ!!」

霊夢「あら、アルマいいところに来たわね!さあ行くわよ!」


なんでこんなに積極的になってるんだ?・・・・ああ、そういえば妖怪達が階段のところとかで普通に馬鹿騒ぎしてたな。どうせこの騒ぎのせいで参拝客が減るから、さっさと解決しないと!って感じなんだろうな。

今の霊夢と一緒にいたら、何されるかわかったもんじゃない。


アルマ「丁重にお断りします・・・・」

霊夢「はあ?まったく・・・・じゃあ一人で行ってくるわ!」


そう言って霊夢は、一人で飛んで行った。

やっぱり、異変ですか。

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