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東方魔人黙示録  作者: 怠惰のあるま
小さい魔王と優しい橋姫
125/204

そして、出会う



どうしてこうなったんだろう。

過去のアルマさんと一緒に行動していたら、急に霊夢さん達が走って来て、よかったと安堵しようと思ったのですが、ただならぬ殺気を感じたため、安心なんかできませんでした。猛スピードで逃げ出したんですが、怒りの力のおかげでしょうか?一瞬のうちに霊夢さん達に囲まれてしまいました。


「み、みなさんどうしました?」

「私たちが言いたいことはわかってるわね・・・・文」


あ、これは助かりませんね。こうなったら、まだ純粋無垢のアルマさんだけでも逃がさないと・・・・あれ?


「アルマさんがいません・・・・」

『え!?』


さっき逃げる時に猛スピードで逃げた時に置いて来ちゃったようですね。これで、一安心です。


「アルマを探すことより、文にお仕置きが先よ」

「小さい頃のアルマさんが見れたので悔いはありません!!」


その日、歴史が少し改変されたのであった。


何か凄い音がしましたが、鴉さんが逝ってしまわれたのでしょうか?それよりも、パルスィとはぐれてしまいました。

ちょっと目を離したすきに何処かにいってしまいました。なんて自由奔放な娘でしょう。今とは大違いです。どうやって探しましょう?




「お姉ちゃんとはぐれちゃった・・・・」


どうしよう・・・。ここの森、まだよくわからないのに・・・・どうやって魔界に帰ればいいのかなぁ。ちょっと悲しくなって来た。泣きたい。


「きゃあぁぁぁ!」

「ん・・・?」


今女の子の悲鳴が聞こえたけど何処から?

辺りを見渡しても、誰もいる気配がない。目の前に急斜面の崖があるだけ。気のせいかな?

安心して文達が向かった方に進もうとしたアルマだったが、後ろから先ほどよりも大きく悲鳴が聞こえた。それに反応し後ろを向くと女の子ーーパルスィが落ちてきたのだった。咄嗟の出来事でアルマは反応できず、パルスィが上から覆いかぶさるようになった。そして、二人の口が重なるように

二人は今起きてることに頭が着いて行けず固まっていたが、パルスィが先に我に帰り飛び起きた。それにアルマも我に帰って今起こったことに焦り始めた。


「え、あの!ご、ごめん!」

「・・・・私こそごめん」

「そ、そうだ!怪我はない!?」

「だ、大丈夫・・・だよ!」


そんなよそよそしい二人を、陰でこっそりと見つめている物達がいた。そう、さとりと映姫と幽香だった。残りの三人は文を処刑で忙しいらしい。


「こんなことがあれば、秘密にしますよ」

「二人が・・・・ねぇ?」

「ああ、眼福です・・・」

「さとりはもう崩壊してるし・・・」


二人の幸せな光景を見れれば、私はもう幸せです。


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