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東方魔人黙示録  作者: 怠惰のあるま
恐怖の嫉妬爆散事件!?
119/204

真犯人は?



さとり様の助言通りに、俺はパルスィのところに向かう。にしても、こんなにも、周りの人間が妬ましく見えたの初めてだよ。パルスィって、いっつもこんな感じなのかな?そうだったら、これから俺も素直にならないとな。

パルスィの元に行くと、待っていたかのようにその場にたっていた。


「待ってたのか?」

「うん。来そうな気がした」

「じゃあ、俺が言いたいことわかるよな」

「戻りたいんでしょ?」

「戻したいんだ」


パルスィは、少し悲しそうな顔をしていた。だが、すぐに優しい顔になった。


「わかった。じゃあ、戻ろう?」

「ああ」


指を鳴らすと、体が一瞬ビクッと震える。そして、体の中に何かがハマる感覚を感じる。

これで、元に戻った。さっきまでの黒いモヤモヤは消え去って、スッキリした気分だ。

パルスィはいつもどおりツンっとしていた。


「ご機嫌ナナメ?」

「別に?いつもの自分に戻れて、落ち着いてるわ」

「やっぱり、パルスィはこっちの方がいいや」

「その感性が妬ましいわ」


うん、この感じが、パルスィだよ。

それにしても、いつ俺たちの感情が入れ替わったんだ?感情を操れるのは俺ぐらいなはず。まあ、俺の場合【感情を弄ぶ程度の能力】なんだけど、弄ぶの方が俺にしっくりくる。

もし、誰かが俺たちの感情をいじったのだとしたら、俺意外にも感情を操る能力を持っているってことだよな。一体誰だ?


「ほら、ぼーっとしてないで、帰るわよ?」

「あ!待って!」


今はいいか。いずれわかることだろう。

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