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東方魔人黙示録  作者: 怠惰のあるま
恐怖の嫉妬爆散事件!?
115/204

デコピン



パルスィと共に地底に戻ってきたわけで、とりあえず、さとり様に現状の説明をしに向かおう。途中で勇儀に襲われそうになったが、パルスィにすごく怒られてしまい、しぶしぶ帰って行った。結構怒ってる雰囲気だったけど、地底を破壊しないよね?

地霊殿に到着すると、さとり様がわざわざ出迎えてくれていた。本当に申し訳ないよ。


「気にしないでください。それで、パルスィはいったい、どうしたんですか?心の中が、すごいことになっていますが」

「地上で色々あって解決したら、力の使いすぎで、嫉妬の感情が消滅した」

「嫉妬が消えて素直になったと」


疲れて、俺に寄りかかっているパルスィを見て言った。

俺はこのままでもいいんだけど、他の人達が、戻した方がいいのでは?って言ったから戻そうとしたけど、パルスィ本人が拒否して無理矢理戻すのは不可能でした。


「それで、自然回復しかないと」

「そうゆうことです」

「わかりました。しかし、パルスィは嫉妬の感情を蘇らせたくないのでしょう?」

「そこがよくわかってないんですよ」

「なるほど・・・・」


さとり様は、パルスィをじっと見つめ心の中を見つめた。すると、クスッと笑い、パルスィの頭を撫でた。いったい何が見えたんだろう。

首を傾げると、さとり様が俺に向きを変え、俺の眉間に、デコピンをした。


「いっ・・つぅ!・・・な、なんで?」

「ちょっとしたお仕置きですよ」

「どうゆうこと・・・?」

「それは秘密です。強いて言うなら、パルスィの気持ちに応えてください」


パルスィの気持ちに応えるって言われても、どうしようもないんだけど。まあ、言われるがままになるんだろうな。さとり様が言うことは大抵、いい事が多いし、まあ悪い時はとことん悪いけど。


「頑張ります・・・」

「まあ、大丈夫だと思いますけど」

「とりあえず、パルスィ疲れてるんで、寝かせてきます」

「はい」


地霊殿のパルスィの部屋に連れていき、布団に寝かせて、立ち去ろうとするが服の裾を掴まれた。まだ、微妙に起きてるようだ。


「やだ」

「・・・・わかったよ」


パルスィが眠るまで、そばにいてあげることにした。


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