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東方魔人黙示録  作者: 怠惰のあるま
恐怖の嫉妬爆散事件!?
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無事解決?



紫のスキマから飛び出し、地面に着地すると目の前で、ルーミアに襲われているパルスィを助けた。のに、弾幕をぶつけられた。全くもって理不尽極まりない。素直じゃ無いから仕方ないのかもしれないが、もっと本心を言って欲しいな。そしたら、命に代えても答えてやるのに・・・・・

とりあえず、目的である博麗神社に向かう。階段を上っている最中は、気味が悪いくらい誰にも襲われなかった。フラグってやつか?気にせず階段を上り、頂上に到着。


「なにこれ・・・?」

「あー・・・・酷い有り様だな」


博麗神社の境内は、妖怪達の死体によって怪我されていた。犯人は、たぶん真ん中で薄気味悪い笑みを浮かべた彼女だろう。


「霊夢かあれ?」

「そうじゃないかしら?」

「あらぁ?アルマ?会いに来てくれたの?」

「まあ、うんそうだね」


すると、高らかに笑いだした。その姿は悪魔の俺でも恐怖を覚える笑みだった。本能に直接響く声、こいつは危険だと本能が訴える。感情一つで、こんなにも人って変わるんだな。


「アルマと私は、両想いってことよね?そうよね?そうに決まってるわ!そうじゃなきゃ会いに来てくれないもの!」

「パルスィのジェラシーより強くね?」

「ああなってもいいのよ?」


それは大歓迎だ!パルスィが俺に嫉妬して、本心をさらけ出す可能性があるから、俺が幸せになる。いいことだらけじゃないですか!


「やっぱりいい」

「なんで!?」

「そんなことよりも、あの巫女をどうにかしないとダメじゃ無いの?」


霊夢はもう怒りで体が震えておりました。嫉妬がもう頂点に達してるようだ。これは好都合。感情消去。

運良く霊夢を止めることに成功した。あとは、幻想郷全体のジェラシーハザードを止めないとな。鳥居をくぐり、眼下を見下ろすと幻想郷中の住人が集まっていた。文も、ここまでやってくれるなんてな、後で何かしてやるか。


「さて、パルスィ任せるぞ」

「はいはい。嫉妬【ジェラシーハザード】」


嫉妬をさらに昂らせて、嫉妬を消しやすくする。パルスィが自発的にやるジェラシーハザードは、ダークマターを食う時よりも、威力は強い。故に、感情は嫉妬だけになる。


「感情【ロスト・マインド】」


力を解放させてもらったおかげで、広範囲の生き物の感情を消すことができるようになった。まあ、今回のような場合は、消したい感情を強くしてからじゃないと、消せないんだ。


「これで終わりかな?」

「そうみたいね。じゃあ、戻りましょうか」

「遠回りしよう」

「デートしたいの?」

「え?う、うん」


なんだろう。パルスィがパルスィじゃなくなってる。

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