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東方魔人黙示録  作者: 怠惰のあるま
恐怖の嫉妬爆散事件!?
108/204

ダークマター



それで、リグルに聞いてわかったことなんだけど、俺結構リグルとあってたらしい。まあ、一方的な感じだけど。

こっちに来て、最初に花畑に行った時に、ここで俺を見かけて、話しかけようとしたが、猛スピードで逃げたから、追いかけられず会えない。

無縁塚で、ナズーリンを成敗していた時も、ルーミアに夢中になってたから、気づかなかったが、すぐ近くにいたらしい。

俗に言う、すれ違いってやつだね。


「声かけてくれれば、良かったじゃん」

「だって、見かけるたびにアルマ焦ってるっすもん」

「まあ、そうだけどよ。それでもさぁ?俺リグルにも会いたかったんだぞ?」

「ほ、ほんと!?やったぁ!」


あからさまに、喜んでるな。相変わらずリグルは素直で、かわいいな。何処ぞの嫉妬さんと違ってね。


「何か言った?」

「リグル見習え」

「どうゆう意味?」

「素直じゃなーーーーーーー」


その後の記憶がありませんが、意識を失う前に、パルスィの本気の弾幕が叩きつけられたきがする。


目が覚めると、パルスィに膝枕されていた。

これは夢か!?と思いつつ、至福だったから、二度寝しようと目を閉じると、頬を抓られた。


「ひらい!ひらい!」

「もう一度、寝ようとするのが悪いと思うけど?」

「だって、パルスィに膝枕されるなんて、嬉しいから、仕方ないじゃないか」

「はぁぁ・・・・まったく。して欲しいなら、いつでもするわよ」


あれ?パルスィなんか、いつもより優しい。もしかして、さっきすなおになれっていったから、ちょっとだけ、パルスィなりに、頑張ってくれてるのかな。そうだったら、嬉しいな。


「そう言えば、あいつらは?」

「・・・・してる」

「え?」

「外で・・・料理してる」

「・・・ぇえ?」

「私達を驚かせるんだ!って言って、三人で頑張ってる」


パルスィは、俺達の中で一番料理が美味いからな。言っておくが俺達の中で、だから。世間的に見ればわからないけど。

それで、まあ、なんで俺は、こんな嫌そうなのかと言うと、あいつら三人はダークマター食人だから。


「なぁ・・・俺まだ死にたくないぞ」

「私だって、死にたくないわよ」

「あいつらが成長してることを祈ろう・・・・」

「そうね・・・・」


アルマとパルスィは、今同じことを考えていた。


(・・・・食べたくない・・・・・)


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