優太郎についていくと
優太郎が先頭に立って進んでいくと、そこは巨大迷路だった。
「え?」
『あなたは、999,999,999人目の入場者です。あなたたちは、この巨大迷路に無料で挑戦できます。3時間以内にゴールできたら、豪華賞品が手にできます。このゴールドバッジをつけて挑戦してください。
「あ、ありがとうございます。」
ちょっと噛みながらも、優太郎はなんとかお礼を言った。
十階建て、途中で忍者や恐竜とのバトル付き、仕掛け満載の豪華巨大迷路だ。
行き止まりになったり、忍者にクイズを出されたり。クイズでは、頭脳系では優太郎が、芸能系では真奈が、スポーツ系では翔太が、抜群の強さを見せ難なくクリア。
恐竜の出現には驚いたが、これはひたすら走って逃げた。どうやら、恐竜にはスピードセーブの暗示が掛けてあるようだ。それでもリアルな恐竜に追いかけられるのは、本気で怖かった。どんな仕掛けだ?トカゲを巨大化して、整形手術でもやったのか?
階段上がって、降りて、いきどまって、どうしても抜けられず困っていたら、妖精が現れて隠し扉のヒントをくれたりもした。こっちは、どんな仕掛けだろう。15センチくらいの、羽で飛ぶかわいい妖精。
最後に、ボートがあって、三人で乗り込んで、ざぶーんとため池に突っ込んだらゴールがあった。
『はい、2時間55分でゴールでした!では、商品をどうぞ。またおいでください。』
全力で、協力しながら冒険を乗り越えた気分だ。
トンネルを抜けて元の地点に戻ってきた。




