スタート出来ない
大きいマラソン大会となりますと、号砲からスタートラインを通過するまでに結構な時間を要する事になります。そのため記録も午前10時のスタートからのものと、実際に選手がスタート地点を通過してからものの2つが記録される運びとなっています。
とは言え公式の記録として残るのは午前10時からのタイムでありますので、少しでも早くスタート地点を通過したいのでありましたが……。
(スタート地点が詰まっている……。)
陸上競技場は8レーン(9レーンあるかも?)ありますので、渋滞するような場所ではありません。にも関わらず
(……歩いてもいないぞ。)
とスタート地点に到達してわかった事。それは……。
(参加者がスマートフォン片手に何かを撮影している。)
何を撮影していたのか?と言いますと、当日。大会を盛り上げるべく豊橋にお見えになりました有名なアーティストグループの方々でありました。
ここで注を入れなければならない事が1つあります。それは何かと言いますと、そのアーティストの方々がゲストになる事が決まったのは
(エントリーが締め切られた後。)
であります。そのためスタート地点で撮影している選手たちは、アーティストグループを目当てに大会に参加した方々ではありません。ハーフマラソンを参加する事をメインにエントリーされた方々であります。たまたまハーフマラソンに参加された方の中に「モノノフ」が居た可能性はありますが、
(内側6レーンが撮影会で埋まります?)
撮影会で塞がれている場所を避けるべく大外のレーンに移動。号砲から2分6秒後にスタート地点を突破。キロ6分を想定していたのでありましたが、変なスイッチが入ってしまった私は最初の1キロを4分40秒(トータル6分46秒)で通過。
(最初の1キロは抑えめに。)
の真逆を行く愚を犯してしまったのでありました。