表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幽霊屋   作者: ダストン
第十五章  友の再会
68/331

親友  シンユウ

月夜 慧子視点

     明けましておめでとう・・・そしてことよろって事でよろしく


出雲に帰り、新年を迎えて数日が経った。この年末年始・・・・私は仕事の疲れを癒すべく、この出雲で怠惰(たいだ)な日々を送っていた。一日中テレビ観たり、たまに散歩したり、ピザ(もち)食べたりと・・・ちなみに今年のおみくじは「末吉(すえきち)」だった。姉さんは「大凶(だいきょう)」だったけどね。恋愛に関しては運が無いみたい・・・っとまぁこんな感じで平和な日々を過ごしてる。


だけどそんな日々も明日で終わり。京都へ戻って仕事始めないと・・・・まぁこの1月はそんなに来ないと思うけど、どうしよっかなぁ~?明日も実家で過ごそっかなぁ~~?正直悩む・・・


「慧子ぉ!いつまでだらけちょるのよ!?明日(いぬ)るんでしょ?」


「え~~・・・どうしよっかなぁ~~・・・帰る気ないのよねぇ~~・・・」


「はぁ~~?全くこげん()はもう・・・・・ん?」



ピンポ~~ン・・・・・ピンポ~~ン・・・



「んん?誰ねぇ?慧子行って来ぃ!こぉちは(いそが)しぇんだけん!早よ!」


「えぇ~~~・・・・あぁもう誰だっつぅの・・・は~~~い!」



全く・・・こっちはのんびりとこたつで籠ってるってのに・・・仕方なく私は重い腰を上げて、寒さに耐えながら廊下を歩き玄関を開けると・・・


「は~~~い!どちら・・・・様?」




「あっ・・・・あれ?・・・もしかして・・・慧子ちゃん!?」




黒の長い髪(ロングヘアー)に赤い冬服を着た女性。はて・・・見覚えある声ね?昔どこかで会ったような・・・う~~んどうも思い出せない。誰だったけなぁ~~・・・?


「えっとぉ・・・そうですけど・・どちら様ですか?」




「私!私!真弓(まゆみ)澤田(さわだ) 真弓(まゆみ)ぃ!」




「え・・・・も、もしかして・・・真弓ちゃん!?」



その名を聞いて一気に昔の記憶が(よみが)えるように湧いて来た。澤田 真弓・・・小学生時代の・・・私の親友(しんゆう)だ。


「慧子ちゃん・・・慧子ちゃん久しぶり!!あぁよかったぁ!!やっと・・・ってあれ?髪の毛切ったの?しかもそんな白く染めちゃって・・・」


「え?あぁうん。まぁえっと・・・ひ、久しぶりね?あぁうんホントに・・・」



突然な事で戸惑ってしまう・・・そもそもホントに真弓ちゃんなのか?そりゃあれからだいぶ()つし、もう大人だけどさぁ・・・()()()()()()()()()()()()


「あ、あの真弓ちゃん?マスクは・・・ってか()()()()()


「あぁこれ!やっぱ驚いたよね・・・何年か前に手術したの。少し(あと)が残っちゃったけど・・・でもマスクはもういらない。堂々と歩ける・・・」


「う、嘘・・・マジで・・・凄いマジで!医療技術ハンパねぇなぁおい!」


僅かだけど痕が残ってる・・・でも凄い、昔は()()()()()()()()()()・・・ヤバいぐらいテンションが高まる中、冷たい風がやたらと吹いてる・・・とりあえず家の中入ってじっくり話すとしよう。







真弓ちゃんを家に上がらせると、まず最初に会ったのは姉さんだ。名前なり(なん)なり説明すると、そりゃあもう飛びつくほど嬉しさ満点だった。


「わぁ~~!!真弓(まゆ)ちゃんよぉ!()さしぶりやねぇ!!」


「お、お久しぶりです貴子さん!まさかこんなにデカく・・・なられて・・・」


「えぇホントに何食ったらこんなにデカくなるんやら・・・()っ!何すんのよクソババア!」


「じゃかあしぃや慧子!全くあんたはいつまでも変わらんでぇ・・・!」


「アッハッハッハッ!二人共変わってない!アッハッハッハッハッ!!」


姉さんからげんこつを貰う中、真弓ちゃんは大爆笑してた。昔はずっとマスクして物静かな子だったのに・・・こんなに元気に笑ってる・・・(なん)か斬新だわ・・・




姉さんがお茶を準備をする中、次に向かったのは義父(とう)さんと義母(かあ)さんの写真が飾られた仏壇だった。さっきはあんなに笑ってたのに、二人は既に亡くなってると知ると、悲しさが(にじ)み出て、重苦しい雰囲気になってしまった。


真弓ちゃんにとって二人は大恩人(だいおんじん)・・・義母さんは真弓ちゃんを自分の娘のように受け入れ、義父さんも(かげ)ながら見守ってくれた。だからあんなに深く・・・・長い合掌を・・・


「もっと早くここに来ればよかった・・・自分の事ばっかりで私・・・」


「私もごめん・・・・・・手紙を送ろうと思ったけど、当時の私はそこまで考えてなかった・・・私も自分の事ばっかりでね」


「慧子ちゃん・・・」


「フッ・・・それにしても、あれから何年経つのかしらね?あの時の私達・・・・いろいろ事情を抱えてたから、仲良くなったんだっけ?」



「そうね、私が「口裂(くちさ)(おんな)」って言われて、よく皆からイジメを受けてた時期に・・・出会ったんだよね」



そう、あれは私達がまだ小学生だった頃・・・・()()()()()()()として出会った。そしていつしか、心を許せる親友となったあの時代に・・・

読んでいただきありがとうございました!


ストレッチマンみたいにストレッチしたら体痛めた・・・


面白い!つまんない!と思ったら下の☆評価応援をお願いします。


☆1でも正直な感想でも大丈夫です。


ブックマークもいただけると幸いです。


何卒よろしくお願いいたします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ