7 官能小説
私とイヴの関係は今まで以上に有難かった、とステファニーは言った。ちょうど天使のように。学園のカフェで休憩中の私達はガラムのバッグからステファニーにもらった葉巻タバコを取り出すとライターで炙りながら口に入れる。そのままフィルを噛み締めて唾液を飛ばすと完成。
という調理の仕方。
「イヴって誰?」その時、私がそう言うと彼は微笑んでからため息を吐き出して煙とともに消え去った。ステファニーって誰だっけ?私はそう思ったがそれは一秒よりも少ない刹那の出来事であった。
ライターをポッケに入れると中から一口サイズのパンツを取り出してそれを女子更衣室で着替える。人殺しの臭いがした更衣室だった。誰かこの中にいるの?私は大きな声でそう尋ねる。
「私よ」その時、忘れていたステファニー・ミュートの声が聞こえた。「パンツ、みっけ」
と言って人形捨て師は私のパンティーをかっぱらっていった。
「さよならを言うのは最後だけだから」そう言ってブラも持っていった。私の巨乳は丸見えだった。さきっぽが熱く尖っている。いやだわ。私はため息を吐くとここに閉じ込められていることに気がついた。
ここってどこ?