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櫻菊戦乱記  作者: 日向と企画参加、協力して下さった皆様
一幕
6/19

序幕

1600年、天下分け目の戦いと言われた関ヶ原の合戦は相討ちに終わった。

東西軍ともに頭首を失い、国を治めるものがいなくなった日本は混乱に陥る。


そんな中、西軍から「今こそ首都をこちらに戻し、古き良き日本を取り戻すべき」という声が上がる。


亡き頭首・家康公の意志を背負った東軍がこれに黙っているわけがなく、「それではこの国はいつまで経っても遅れたままだ。首都は東に置くべき」と反論。


結果、日本大陸は東西分断。

美濃と近江の間に関所を置き、許可なく国境を超えることを禁じた。


1605年、再び日本を1つにするため「大和武蔵再合併条約」が立案される。

しかしここでも首都を巡り論争、条約はすぐに撤廃された。


言葉では埒が明かないと人々は遂に武器を持つ。


勝てば栄光、負ければ隷属

全ては国への忠誠のために


西の櫻、大和皇國

東の菊、武蔵帝国


首都を巡った「櫻菊戦争」が勃発した。





時は経ち17××年

この国では、正義のための内戦が今も続いている。


荒ぶるる 大地断ちたる 日の本の

行先見えぬ 兵の足音

(作者不明)

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