1話
筆不精ですが諦めす最後まで書ききりたいです。
時は現代、国は日本、時計は深夜12時を回り、人気が完全に消えた路地、二つの影が幾度と交わり火花が散る。
「貴様!!俺たちにこんなことして生きていられると思うなよ!!」
肩から大量の血を流しながら、男が建物の影にいるであろう何者かに吐き捨てる。
「最後の言葉はそれだけか?」
建物の影から足音とともに人影が近ずく、やがて月明かりに照らされ
白い狐の仮面が浮かび次に黒いマントそして銀色輝く抜き身の刀が表れる。
「例え俺が死んでも、俺の仲間が、必ず貴様を殺しに……」
刀が一瞬煌めき、男の首を飛ばす。
「望む所だ……お前たち吸血鬼は一匹残らず俺が灰に変えてやる……」
頭の無い体がひざをつき、倒れ、体から青い炎が燃え上がる。
「これで14匹目かぁ……」
仮面を外し燃え尽きた灰を見下ろす、白い髪と蒼瞳が月明かりに照らされ少年の回りに幻想的な空気が漂う。
「白!!あと何匹いる!!」
何処から途もなく白いカラスが現れ近くの電柱に止まり口を開く。
「此処から西に3人、南に2人、北に4人、囲まれています!!」
「今日は20匹超えの大除隊だな、少しキツイいが、このチャンスを逃すわけには行かないな」
少年は再び仮面を付け路地を駆け抜ける、その日、火花と銀色の刀、そして青い炎が深夜の町に煌めくのであった。
翌朝……
「はぁぁぁぁあ……」
大きなあくびとともに虚ろな赤色の眼をこすると、突然、
バシッッ!!
軽快な音と共に後頭部に傷みが走る。
「おはよよう和樹!!相変わらずバカな面してんなぁ!!」
満面の笑みでドついてきたのは、金髪で見るからにやんちゃしてそうな顔の少年、山田元気である。
「よけいなお世話だ!!、昨日の夜は色々とあって寝れなかったのだから」
「さては、今日の入学式が楽しみ過ぎて寝れなかったんだねぇ~」
おちょくるように顔をのぞきこんでくる。
「そんなわけ無いだろ!!」
虫を払うように元気の顔をビンタする。
「ひどいよ、ひどいよ、和樹くん、和樹くん、西原和樹くん」
和樹の額に青筋が走る
「お前こそ入学式が楽しみで寝れなかったのじゃないの?!」
「ぜんでん、そんなことありませんよーだ!!」
音の無い口笛を吹き斜め上を見る。
「動揺してるし、少し噛んでるし、目の下にくまがあるよ」
「えっ!!そう?」
こちらに振り向き、鳩が豆鉄砲くらっ多様な顔をする。
(こいつ絶対わざとだ)
眉間にしわを少しよせ、不機嫌になりながらも、学校を目指し歩く。
「ゴメン、ゴメン、シカトしないでよ~」
少し慌てた元気が和樹を追いかけて行く。
・・・
「えーと皆さんのクラスを請け負うことになった担任の萩原孝介です!」
黒板に名前を書き生徒に向き合う。
「これから1年、皆さんと一緒に過ごす訳ですが……」
生徒一人一人の顔をざっくりと見る
「先生!!」
一番後ろの席に座っていた元気が手を上げ立つ。
「今さらこの下り必要ですか?」
咳払いをし、元気を鬱陶しそうに見る。
「確かに君たちとは、何故か、大里小、大里中、大里高校と一緒に来てしまったが、やはり形式は必要でしょ」
机に両手をたたきつけ、元気は暑く語る。
「仕方ないじゃないですか!!どの学校も横一列に立っていて、目と鼻の先何ですから!!」
クラスメイト達がそれぞれ少し表情が違うが苦笑いをしている。
「それにこのやり取り何回目ですか?、1年3組、2年2組、3年4組、4年1組、5年2組、6年2組、1年3組、2年1組、3年2組そして1年5組、全て萩原先生じゃ無いですか!!」
一同「「「「「おおおーー!」」」」」
なんとも言えない凄さが広がる。
「確かに元気とは10年目の付き合いになるな、ちなみに今日が初めて私の担当になった人、手を上げてください。」
シーーーン……
静寂が教室を包み込む。
「全員やっぱり担当してたんだね」
なんとも言えず苦笑いになる。
「全部私が担任だった人は?」
「はーい!!」
元気が行きよいよくてを上げる、
(そういえば俺も全部萩原先生じゃね……)
真ん中の最後尾で静かに手を上げる
「えーと山田と……西原もだったね、」
席を見渡すが手を上げているのはどうやら自分と元気だけらしい。
「君たちとはなんとも言えない奇妙な運命が有るみたいだね……あははは……」
苦笑いしながらてを後頭部に当てる。
キーン、コーン、カーン、コーン♪
「おっと、時間が来たみたいだ、みんな廊下に番号順で整列して下さい」
出席簿と学級日誌を教卓に立て、コンコン!と角を揃える。
「今から体育館で入学式を始めます」