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現実では平凡でしたが異世界ではすごいらしい  作者: 小森 あよな
プロローグ
1/12

異世界に飛ばされたらしい

急に書きたくなってみたので書いてみました。ズタボロ文章です

とある家の一室。夜。


青年”田中たなか 天仁てんじん”は自分はつまらない人間だなぁと常々思っていた。


身長170cmくらい、体重は60kg。


髪は黒、顔は友人曰くイケメンでもブサメンでもなくフツメン。


友人そこそこ。彼女はいない。苗字が田中。


高校時代の成績は中の上、運動はそこそこ。中の中程度の大学に進学。


大学の成績は中の下。知名度の低い企業に内定をもらい卒研を終わらせるだけ。


面白みもない普通の人生まっしぐら。


普通ぐらいをひたすら漂っているのはもはや一周回って個性にならないだろうか?


このままつまらない人生送るのかなぁ、と思いながら青年は就寝した。



………



天仁は衝撃と共に目を覚ました。


(なんだ…ベッドからでも落ちた…?)


上半身を上げ座る。周りを見たら石の壁に囲まれた光る部屋だった。


部屋が光っているのではなく地面に描かれた魔法陣であるが。


「おお!成功したぞ!!!!」


よく見るといかにも国お抱えといった魔法使いっぽい人たちと王様っぽい人たちがいた。


そして自分の近くにも同じように人が数人座っていた。


「我が国を救ってくだされ!!勇者ご一行!!!」


妄想が夢で出てきた、そう思いながらは再び意識を失った。



………



(恥ずかしい夢みた・・・。)


少しの羞恥心とともに目を覚ます。


成人した男性が勇者になった夢見た!なんてどうどうと言えないだろう。


今何時だろうと思い時計を探すも見当たらない。というか自分の部屋じゃなかった。


「国王様!勇者一行の最後の一人が目を覚ましました!!!」


鎧を身にまとったいかにもな兵士が叫んでいる。


「・・・夢じゃなかった・・・」


ほっぺをつねりながら天仁はつぶやいていた。



王の謁見の間みたなところにつれていかれたらそこには自分と同じようにキョトンとしている男女5人がいた。


「私はコチア王国の王、トセグ・ドーフランである。勇者ご一行に来てもらったのは他でもない」


王が解説を始める。


・この世界は剣と魔法の世界

・魔王が復活した、助けて!

・過去にも魔王が現れては異世界から勇者を召喚したことがある


王がペラペラとしゃべっている。


(なんかよく聞く話だなぁー。ゲームで。)


天仁一応話は聞いているがあまり真剣に聞いてない。


「元の世界には帰れるんでしょうか!?」


爽やかな感じの青年が質問をする。当たり前の疑問だろう


「魔王を倒せば帰るか帰らないかの選択が与えられると言われておる」


王が答える。


「そんな・・・」


おとなしそうな女性が暗い顔をする。


いきなり魔王倒せとか言われても無理だと思うし遠慮したいだろう。


見たところ天仁と同じ日本人のようだ。


不安を感じ取った王がしゃべる。


「もちろん最大限のサポートもするし、鍛錬の準備もありまする。大丈夫です、あなた方はお強い」


戦いのない日常にいた人たちに何を行ってるんだと思う一同であったがすぐに理由はわかった。


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