ついこの間まで、「面白ければ、AIだって良いじゃないか」なんて、考えていたこともありました。幾つかそれらしい作品に遭遇して、「投稿者」が必ずしも「作者」ですら無く、「原案協力者」だと気付いたと云う話。
幸いにして(?)筆者は、
自分が転生、転移者で、筆者が住むこの世界が「ゲーム」だの「何とかモノ」の物語の世界で、周りの人間はその登場人物だと告白する人物に、実際に遭遇したことはありません。
因みに、「世界は自分を中心に回っている」だの「世界は自分の為に在る」様な発言はどこぞの大統領を始め、耳にしたことはあります。
記憶を辿る場面。登場人物が平気で、
「✕話の時です」
なんて台詞を口にする。
それまで読み進めて、この記述。途端に熱が冷めました。
それまでシリアスにストーリーが進み、突然、何のギャグ?
それでも読み進めて、どうもそう云う訳でも無いらしい。
「第○話を〜」
それまでギャグ系の漫画や小説、シリアス系でも解説や注釈などでは出て来ることはありましたが。
いくらなんでも、この台詞を言わせるなんて。どうして言わせた?
「エッセイ」、「その他」ジャンルでAI作品の見分け方の投稿作品を読んだ後、「あぁ、これが」と、思い至る。
その後、似た様な台詞、表現を記述する別の作品に遭遇。作者名も別名義。
感想欄まで目を通すと、やはり登場人物の台詞と作中の文に違和感を覚えたとの書き込み。
「あぁ、やっぱり」
それ以上ストーリーを追う気がなくなりました。
その作品の後書きには、熱く作品への思い入れを書いているのに、最早、嘘臭い。
それすらAIと疑ってしまう。
AI作品については意見が色々在る様です。
筆者は「AIでも面白ければ良い」派。
それでも、使用者が、AIが生成構成した作品を、あたかも自分の手で作った様に見せる語るのは抵抗があります。
AIの使用者が案を出し、問答相談しながら作品を組み上げたのか、それともAIへ注文命令するだけして、出力されたものをそのまま投稿したのかは判りません。
前者ならばAIと使用者の合作としてまだ納得出来ますが、後者はAIが製作者であって、使用者はあくまで「こんなのが欲しい」と仕様を注文している要求している。それは作者なのか?
形を成す技能はAIに在るのであって、
作者だというのなら何故、前述の様な台詞を登場人物に言わせるのか。誤字脱字というのとは訳が違う。
作者であるなら表現のおかしなところを正す筈。見逃した?何処の初心者。
台詞などは、作者の経験の積み重ねが基に言葉が連ねられる。以前に、自分の人生過去を振り返ったときに、
「第○話のことです」
とでも、実際に発言したことが有るのでしょうか。自分が異世界作品の登場人物だと認識している?
そんなだから、違和感を覚えない?
まさか、読み返すこともせずに投稿したと云うのなら、それって製作をAIへ丸投げしたも同然なのでは。
そんな作品へ捧げられる星は投稿者では無くAIへ捧げられるべき。
AIへアイディアと仕様を命令入力するだけなら、製作者、作者と名乗らず、監督、監修でもない。
「原案協力者」が相応しいか。
美味しいと思いながら、「手作り」と銘打つシチューを八割方食べて、残りに手を着けたら、既製品のパッケージの欠片が出て来た。そんな気分。
美味しいの評価は、シチューを提供した人物へ?シチューの製造元へ?
(そもそも異物混入は...云々は無視)
シチューが美味しいのは美味しい為のレシピが在るから。しかし、工場で生産されようが、機械にレシピ通りに作るように指示しなければ美味しいレシピのシチューは出て来ない。




