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矛盾  作者: 人間
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矛盾

暗くて救いは無いですが、1人でも似たような気持ちを抱えている方に寄り添えたらいいなと思っております。


重たい瞼を何とか持ち上げる。

柔らかくて暖かい朝日とは裏腹に澱んで暗い私の心の中。

今日もいつも通りの日常を繰り返す。

幸か不幸か、ぼんやりとしていたらいつの間にか放課、気づけば夜、布団の中だ。

目を閉じれば何も見えなくて少し落ち着くけれど、直ぐによく分からない不安に襲われ涙が頬を伝っていく。決して不幸ではないのに不幸だと感じてしまう、そんな自分が嫌いだ。

結局音楽を垂れ流し夜更けまで寝られないまま寝不足でまたいつもと同じ日常に引き戻される。

こんな日常に意味はあるのか、何度もそんな事を考えた。考えれば考えるほど分からなくなる。

何不自由ない私の暮らし、優しい両親や友達がいる。

そんな幸せな筈の暮らしなのに、埋まらない私の心の穴。

ぽっかりと空いてしまったそこは何にも埋められなくて、きっとずっと埋まることは無い。

どれだけ愛されても愛しても埋まらなくて、満たされない。零れていく愛は止めたくても止められなくて、また涙があふれる。

ああ、幸せになりたい。なんて。

『幸せ』とは、この穴が埋まることなのか、それとも埋まらない穴を必死に埋めようと苦しみながら踠き生きる今のことなのか。

今が『幸せ』なんて言うのなら皮肉なものだ。全く幸せなんて思えないし、なんなら涙が出るほど苦しい、助けて欲しい。

幸せを歌った歌なんて私からしたら薄っぺらいし、幸せそうな漫画の主人公だって結局存在しない。

幸せ、なんて言っている人は呑気だな、なんて考える。

だけど、そんな塵みたいなことを考えたって仕方がなくて。今日も幸せになれる訳ないと自分を嘲笑いながら幸せになりたいと矛盾を抱えて生きていく。

はじめまして。

思ったこと、感じたことをそのまま書き連ねました。

拙い部分が多いですがここまで読んでいただきありがとうございます。

私は皆さんの幸せを心から願っております。

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