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第63話(エピローグ)

 こうして遺跡にいた“魔王”とその上級魔族を倒した俺達は、すぐに街に戻る。

 まだ残っていた魔族を一通り倒したり、森の方に逃げた魔族は……森にいた魔族もろとも、セリアの友人の精霊を起こしてしまったらしく、その精霊によって全員倒されてしまったらしい。

 そんなこんなで魔王もろとも全員倒してしまったというか……。


「なんで魔王討伐パーティを抜けたのに、魔王を俺は倒しているんだ?」


 といった疑問が俺の中に湧き出たが、それは置いておくとして。

 ラグド達には強力な武器を渡しておいたのが良かったらしく、町中にすでに入り込んでいた魔族はラグド達が倒したらしい。

 なんでもミカ達が連れていかれるのを防げなかった責任を感じて、せめて町の人たいだけでも守ろうと頑張ったらしい。


 とはいえ、“魔王”が倒されたとなると、俺の役目は終わったような気mしたが……風のうわさによるとまだまだ魔族がいるので異世界から呼ばれた俺と同期の人物たちは戦わさせられているらしい。

 頃合いを見て、元の世界に戻る方法を見つけて帰還させた方が良いかもしれない、などと俺は思っている。

 そのためにはそのうちセリアの故郷の方に遊びに行ってもいいかもしれない。


 だが、その前に俺にはすべきことがあった。つまり、


「本物のスローライフをするんだ! 魔族襲撃事件があってその次の日は、レーニアの石を持って遺跡の様子を見に行ったりして大変だったから今日こそスローライフ」


 そう俺は繰り返す。

 あれから“魔王”や“魔族”を倒した話をところどころ隠しながら報告をしたり、ミカの両親にもミカが無事なことや事の顛末を話して、次の日排斥を見に行ってと大変だった。

 かつての古代文明の遺物は今も魔力を入れると動き出す。


 植物工場のようなものがあったり、鉱物が作られていたりといろいろあってそれはそれで面白かった。

 それに幾つか内部資料もあって、精霊に関する情報も手に入った。

 それを思い出しながら俺は、


「そのうちセリア達精霊に解析をさせてもらって、魔族や魔王を精霊に俺の能力で変換だ」


 これで長い間この世界で剣されていた話はすべて解決し、平穏が戻ってくるはずである。

 後は俺はゆっくりスローライフをすればいいだけ……などと思っているとドアが開かれた。


「リクお願いがあるの。世界の維持がやり方が分かんないの、手を貸して」

「ソニア……すごく重要なことが分からないように聞こえたが」

「そうよ、だから手を貸して」


 と言われたので俺は、以前の世界の女神さまを呼び出した。

 前にちょっとはお手伝いしてもいいよと言ってくれていたのだが、彼女、目が女神エルシアは、


「……リクと冒険したりして遊べると思ったのに、リクは私に“仕事”をさせるのね?」

「え、えっっと、後で一緒に冒険したり料理もするし……そうだ、エルシアの好きなものを俺が作るよ」


 といったように何故かご機嫌取りをしないといけない羽目になったりいろいろした。

 そう、いろいろした。


「俺、いつになったらスローライフ出来るんだろうな」

 

 などと時折呟きつつ、つかの間の平穏を楽しんだ俺が、ミカ達と一緒に冒険をしたりして友情をはぐくんだりする。

 だが魔王を倒した俺達の秘密がどこかでばれたりするのもまた別の話。

 ラノベのようなそういったこう、女の子とのイベントに遭遇したり、そして魔族の残党と関わることになったりするのもまた……別の話である。


 そんな風に俺はなんだかんだ言って、この世界を満喫することになる。

ここまでお読みいただきありがとうございました。楽しんでいただければ幸いです。


また何か投稿しましたらよろしくお願いします

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