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彼女寝取られたので、見返そうと思います。  作者: エリマキトカゲ
第一章
14/24

大山祭 3

勝負のシーンはしょってすいません。

今度付け加えます!

斎藤陸からめぐりを奪い取って何になる?

一度は自分を捨てた女性をもう一度しっかりと愛せるのか?信用できるのか?


そんな事はその時にならないとわからない。

でも、このままで終わりたくない。

このままじゃ斎藤陸にしてやられたままだ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「じゃあ、そろそろ出ましょうか」

弥生がお弁当を片付けながらいう。

「九鬼先輩はこれからどうするんですか?

「そうだな。俺は大河原の方を見にいくよ。女性陣はヒラキの方行っていいぞ」

「はい!?九鬼先輩それはダメです!」と弥生

「なんで?女子は相撲なんて興味ないだろ?」

「そ、それは、」

「いいんですよ。九鬼先輩 こいつはみのるの方に行かせてやってください。」

「お、おう」


一通りみんなが話し終えたタイミングで俺は口を開く。

「みんな、これが大河原グループの力の見せ所だ。新たなメンバーも加わった。この勢いで優勝をつかもう。」

「「「「おう!!!」」」」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


最初の決勝

[球技大会]

斎藤グループ 優勝


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


二つ目の決勝

[クイズ大会]


ヒラキが決勝のステージに上がると、そこには、白や金を基調としたゴスロリの格好をした金髪の女子生徒がいた。

「こんにちわ。私 金剛グループのリーダー 金剛皐月です。先程メガネの男とやったのですが骨がなかったので、貴方は少しぐらい強いと期待しているわ」


「そうですか」とヒラキ


{それでは、始めたいと思います。セコンドはステージ下へお願いします。}


「ヒラキさん!頑張って下さいよ!!」

「ありがとよ 久里山先輩 すぐ終わらせて みのるの試合すぐにいかしてやる。」


{では、第1問!!}


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


クイズ大会スタートから一時間


[相撲大会 決勝]


「あんた緊張してるわね」

「正直 めちゃくちゃ緊張してる。」

「どう?ヒラキの決勝の結果を聞いて?」

「別にプレッシャーにはなってない。俺は俺らしくいくよ。」

「あんたが中学の時そういう顔つきで生きていたら、めぐりちゃんも離れなかったかもね。」

「かもな。」

「めぐりちゃんの事まだ好きなの?」

「ダメか?」

「別に、ただもう少し周りを見たら?あんたのこと影で見ている子はいるかもよ?」


{それでは、相撲大会決勝を始めます。選手は土俵に来て下さい。}


俺は、控え室を出て廊下を歩く

向こうには扉があり そこから土俵のある体育館に出れるようになっている。

そこの扉から大歓声と光が漏れている。


「それでも、俺はめぐりが好きだ。」

「そう。」

何泣いてんだよ、という言葉は弥生に言わなかった。

泣きながら黙って拳を出す弥生に

自分の拳をぶつける。

「行ってくる」

「うん。頑張ってね。」

そういいながら、弥生は扉を開けた。


{さぁぁーーー!!会場のボルテージが上がっております!!!両者同時に体育館に登場!!}


俺と斎藤陸は土俵に上がり向き合う。


行司が中央に立つ。


はっきょーい、のこった!!!



一瞬の静寂の後





“両雄が動く”





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


放課後 図書館にて

五人の大河原グループが集まっていた。


「とまあ、あさっり負けたわけだ。二人とも」と九鬼先輩

「「…」」


ヒラキは金剛皐月にストレート負け

俺も一瞬で押し出された。


「まあ、まだ高校も始まったばかりよ。まだまだチャンスはある。」

「そ、そうですよ。」

と二人のフォローが胸に刺さる。


「俺、斎藤陸に負けた時 放課後屋上にきて欲しいって言われたんだ。」

「何か話しがありそうだな。俺たちもついて行ったほうがいいか?」

「いや大丈夫です。俺だけで」

「そ、そうか」



俺は図書室を出て屋上へ向かう。

多分 めぐりの事だと気付いていた。

あの事件の真相を聞く。

もう大山祭のことなんて吹き飛んでいた。


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