第984 再び帝都にて㉔
難しいところだな。
属国といえども、宗主国の一機関の依頼をどこまで、真剣に対応するか。
中央の指示に地方がどこまで対応したのか。
検証のポイントが多すぎて、一概には答えが出せない。
だが、手がかりは得た。
行ってみるか、ヴァロワ地方に。
後は現地で、自分の目で、確かめればいい。
私が目で決断を下すとアベラールがすぐに船の手配をする言って出ていった。
一人で行くつもりだったが、どうやら、アベラールもついてくるらしい。
▲▽▲
コーカンド国はプレスビテリアン帝国の北方に位置する国で国土の半分が雪に覆われた国だ。
人の、いや、生物の生息圏としては非常に厳しい環境であり、帝国とは海を挟んで接しているが、往来は盛んではなかった。
よって、私たちは貨物船に間借りする形での移動となった。
アベラールはそのことを大層、恥じていたが、私としては速度優先の移動ができたため満足だ。
それに、こういう窓すらない貨物スペースに、無理やり、席を作って客席とするのは秘密基地感があっていい。
到着前から、早くも心が昂ってるのが分かる。
読んで頂きありがとうございました。
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