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ゲームで人を殺してなぜ悪い!? ~私の彼氏はPK(プレイヤーキル)職人~  作者: ネガメガネ
第5章 プレイヤーキルマイスターの過去を知るには
943/985

第942話 コンビニに行くより簡単なレベルアップの方法は? ㉙

 「ふむ、これでようやくひと段落というところじゃな。さて、春日井殿、なにが起きたか説明してもらおうか」


 有無を言わせぬ、強い口調で説明を促される。

 ほとんど詰問だ。

 あんたに会うためだよ。

 一言で言えば、それに尽きるのだが…

 苦笑いしながら、私は今日起きたことを最初から順に伝えるのだった。



 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※




 「なるほどの〜そんなことになっておったのか…」


 私が戦争の概要を話し終えると黒嵯峨は最初にそんな感想を述べてきた。

 予想通り、黒嵯峨はあの時、セカンドワールドオンラインに完全にログインしていなかったのだ。

 即ち一切、ネットを使っていなかったということだ。

 プラベートだけなら、まだ分かるが、リアルの職業も含めてだ。

 この文明社会の中でどうやって生きていたのやら。

 同時に強い後悔も見せた。

 黒嵯峨にとってもログインできなかったのは痛恨の事態だったようだ。

 

 「まあ、吾輩のリアルの職業はちょっと特殊での…こういうことは稀にある…それも見越して、直弟子等にはあらゆることを自分で考え動くよう教えておったつもりじゃが…結果を聞くとやはり、失敗しておったようじゃの…結構、時間をかけて教えたつもりなんじゃが…結果は結果じゃからな…」


 黒嵯峨は自分に言い聞かせるような、そんな悲しそうな様子で独白している。

 自分が手塩にかけて育てた直弟子等が有事に際して、効果的に動くことができなかった。

 そのことに忸怩たる思いがあるのだろう。


 読んで頂きありがとうございました。次回の投稿もなんとか頑張ります。

 ブックマーク、感想、評価、メッセージなどあれば何でもお待ちしております。

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