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ゲームで人を殺してなぜ悪い!? ~私の彼氏はPK(プレイヤーキル)職人~  作者: ネガメガネ
第5章 プレイヤーキルマイスターの過去を知るには
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第932話 コンビニに行くより簡単なレベルアップの方法は? ⑱

 咄嗟に【黄金気】と【聖皇理力】を左肩に集中。

 防御力を何倍にも高め、牙の侵入を止める。

 噛み付かれた左肩から、熱を感じる。

 単なる痛みのフィードバックではない。

 これは毒か!?

 判断が付かないのは既存の毒とは明らかに性質が違うからだ。

 これはロード・ニル・タイガーの【固有攻撃】か。

 【虚】系統の性質を持つというだけがかろうじて分かるぐらいで、他の詳細は一切分からない。

 【状態異常】系の攻撃であれば、【黄金気】と【聖皇理力】がブロックするはず。

 なのに、この汚染攻撃はそれを突破してきた。

 注射器のように牙を媒介して体内で拡散させるのかもしれない。

 元凶と思われるこの牙を早く抜かなくてはならない。

 だが、左肩に巨大な牙がズッポリと刺さっている。

 先程から、ロード・ニル・タイガーに、何度、拳を叩きつけてもダメージが入らない。

 まるで、巨大な鉄塊を殴っているかのようだ。

 ならば、左肩ごとロード・ニル・タイガーを壁に叩きつける。

 岩壁へのタックルがまともに入ったのに身じろぎもしない。 

 そのまま、巨岩に擦り付け突進。

 岩が猛烈な勢いで刮ぎ落とされていく。自分にもダメージが入っているがこれしかない。 

 だが、ここまでやってもこの敵は小揺ぎもしない。

 普通の生物ならとうに圧搾死しているはずなのに。

 何があっても放さない。

 放せば死ぬ。噛み切れば殺せる。

 獣でありながら、尋常ならざる執念を感じた。

 その間も、こちらのHPは急速に減っていく。

 読んで頂きありがとうございました。次回の投稿もなんとか頑張ります。

 ブックマーク、評価、感想、メッセージなどあれば何でもお待ちしております。

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